第60回いわき産業祭が10月31日と11月1日、平市民運動場、平体育館、いわき産業創造館の3会場で開かれている。平市民運動場の屋外ステージでオープニングセレモニーが開かれ出席した。実行委員長の市長や議長のあいさつに続いて、すずかけ幼稚園の子どもたちと一緒にくす玉を割ってオープン。
いわき産業祭は、いわき市内の産業を広く紹介・宣伝し、地場産業の振興のために毎年開かれている。今年のテーマは、「いわきの未来を創(つく)るものづくり―伝統の技から先端技術まで」。会場には、59団体が出展していわきの匠の技から最先端の燃料電池車まで並んで、東北一の製造品出荷額を誇るいわき市の産業をアピールしている。

今年は60回目の節目として、60年間の産業祭の歩みを振り返る写真も展示された。昭和24年の夕刊が初回の産業文化祭の様子を伝えている。

平体育館のいわき市技能職団体連絡協議会の匠の技コーナーでは、ものづくりの体験コーナーで市民が伝統の技を体験したり、民芸品コーナーなど大賑わい。

屋外ステージでは和太鼓やフラダンスなどのアトラクションが行われた。平市民運動場のいわきの特産品コーナーでは、各地区商工会やJA女性部などが選りすぐりのいわきの逸品を取り揃えている。植木市も一見していい。新開発の商品では、いわき青のり麺、米粉を使った肉まん、いわきの伝統食「サンマのぽうぽう焼き」のハンバーガー「いわきSUNバーガー」なども味わえて、楽しい産業祭となった。お時間があれば、是非、足をお運びください。