渡辺いわき市長の政治姿勢と市政の進め方ー聖域なき行財政改革
2009年 11月 02日
市長の政治姿勢と市政の進め方についての質問と答弁のうち、(1)市長の「改革、実行、スピード、ぶれない」という政治姿勢について、(2)渡辺市政の進め方について、を今回ご紹介する。(3)市長の「地域医療の再構築」について、は次回ご紹介したい。
(1)市長の「改革、実行、スピード、ぶれない」という政治姿勢について
ア、市長の「改革、実行、スピード、ぶれない」という政治信条は、具体的にはどういうことか。
●市長答弁:これまでの政治活動の中で「改革と実行、スピード感、ぶれない」を政治信条としてきた。議員の立場でも行政にそれを求めてきた。市長としての行政執行もそれを基本に取り組んで参りたい。
イ、市長は、おおもとでいわき市政の何を具体的に改革するのか。
●市長答弁:市政に硬直している部分があるならば、改革に躊躇する事なく、市政全般にわたり見直すべきものは決定した事でも、勇気をもって見直して参りたい。
イ-2、主なものあげてほしい。
●市長答弁:聖域なき行政改革。いろんな事業があるが、費用対効果を考え、例えば「民」に移すべきもの、行政がやらなくていいものは改革していきたい。言いたい事は、費用対効果を十二分に検討して結論を出してその方針に沿って行政を進めて参りたい。
ウ、市長は、清潔でガラス張りの市政を実現するため政治倫理条例の制定など、政治倫理の確立については、どういう態度で臨むのか。
●市長答弁:市長一人だけの条例でなじむのか。議会と市長の条例ならなじむ。むしろ政策条例としてみなさんに提言して頂いて条例ができたなら、それに従っていきたい。
(2)渡辺市政の進め方について
ア、国政は自民党政治から民主党中心の連立政府に政権交代し、鳩山総理大臣は「戦後行政の大掃除」「いのちを守り、国民生活を第一とした政治」「人間のための経済へ」と所信表明したが、市長は、政府との関係を含め、この国政の改革とどう連携して市政の改革を進めるのか。
●行政経営部長答弁:今後、情報収集に努め、市民生活に影響がないように、連携を密にしながら、適切に対応して参りたい。
イ、市長は、特別職はじめ職員の士気を高めるため、どのように人事を刷新するのか。
●市長答弁:現在、副市長と監査委員の2名が欠員になっている。副市長2名の定員は、将来のあり方を方向付けるなでで検討したい。監査委員1名はしかるべき時期に対応して参りたい。
ウ、市長は、就任前に任意の市民団体が主催した「意見を聞く会」に参加しなかったが、情報公開や市民参加の市政を進める観点から、今後、任意団体との意見交換の場にはどう対応するのか。
●市長答弁:お質しの市民団体の皆様との会合については、選挙期間直前という事に配慮し、差し控えさせて頂いたものですが、今後は、幅広く市民の皆様のご意見をお聴きする事が、極めて大切であると考えており、可能な限り対応して参りたい。