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地球温暖化臨時対策基金

2月19日、いわき市議会の2月臨時会が1日間の日程で開催された。

議案は、国の21年度第2次補正予算の「明日の安心と成長のための緊急経済対策」で「地域環境保全対策費補助金」8.780万円が交付され、それを受け入れ管理運営する基金を設置する「地球温暖化臨時対策基金条例」の制定、国の21年度第2次補正予算「明日の安心と成長のための緊急経済対策」に対応する28事業約6億円、そして市単独でとりくむ小規模事業者活性化対策事業24事業約9千万円などの総額約8億38百万円の21年度補正予算3件、それに、市議会の傍聴席に安全のため手摺を設置したことにより座席数を変更をする議会の傍聴規則の改正など。

このうち「地球温暖化臨時対策基金条例」による基金事業は、中核市・特例市グリーンニューディール基金の創設として、地球温暖化対策推進法に基づく地方公共団体実行計画の実施促進のため基金を造成、3年間で取り崩して活用するもの。この補助金に係る基金の有効期間は、平成23年度末まで。

●中核市・特例市グリーンニューディール基金の創設 (環境省)
○平成20年6月、地球温暖化対策推進法の改正により地方公共団体実行計画の策定を義務付け。
○中核市・特例市に、実行計画に基づく取組を支援するための基金を造成し、地域の取組を支援。
各地域の実情に応じて、地方公共団体実行計画の着実な実施を促進することにより、1990年比25%削減という目標の達成を目指す。

<基金を活用して行う事業例>
・各自治体の公共施設や民間事業者等の施設・設備について、複数の省エネ技術を組み合わせて効果的に実施する省エネ改修ー太陽光パネルの設置、二重サッシ化などの断熱改修、LED照明の導入
・地域における公共交通機関の利用者の利便の増進等に資するためのガソリン車からの代替促進ー地域独自の工夫を活かしたコミュニティサイクルの取組
・間伐材等の地域資源を有効に活用するための設備の整備等を支援ー間伐材等、地域独自の資源を活用したペレットストーブやペレットボイラーの導入


by kazu1206k | 2010-02-19 19:33 | 議会 | Comments(0)