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春分、彼岸

春分の日を過ぎて、気温も上昇しつつあり、夜より昼が長くなっていく。桜の開花宣言が各地で聞かれるようになった。庭のミニ水仙が盛りを迎えようとしている。
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この三連休、駆け足で過ぎた。
20日は、佐藤栄佐久前知事の「原発問題と地方自治」と題する講演を聴いた。先月に続いていわきフォーラム90の記念講演会の第2弾。「原子力政策は、国民、国会が関与していない、決められない」「国は、原子力をブルドーザーのように進めるな」と、これまでの日本における原子力と福島県知事時代の自らの活動を語った。
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その足で上京。首都圏の市民団体の主催による「老朽原発に老朽MOX燃料を使うな!福島原発プルサーマルに反対する集会」で報告。福島原発でのプルサーマル導入をめぐる県と県議会、東電の状況を報告し、今後の運動の展開について話した。

21日、中国大陸からの黄砂が日本列島を覆った。朝靄にしては不思議な感じで、スギ花粉であろうかと思いながら、朝、墓参のため、車に乗ろうとすると車体にうっすらと黄色の灰のような黄砂が降り積もっていた。
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彼岸の中日は、義父の眠る金光寺から、両親と兄たちの眠る楢葉に出かけ、お墓を洗い清め、花を手向け、牡丹餅を供えて線香をあげた。兄たちのお地蔵さまは、いつもながらいい御顔をしていた。

藁屋根のおをぞらかぶる彼岸かな  久保田万太郎


by kazu1206k | 2010-03-22 18:40 | 我が家の庭 | Comments(0)