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老朽炉で期限切れ燃料を使わないで!署名運動

チェルノブイリ原発事故の24周年を前に、老朽原発で安全審査の期限切れMOX燃料を使うな!耐震安全性の確認が先だ!と、「やめよう!プルサーマル市民集会」が4月25日、いわき市文化センターで開かれました。
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2002年に福島県が白紙撤回していた福島第一原発3号機でのプルサーマル計画を、佐藤福島県知事が3条件を満たせば受け入れると表明し、東京電力が6月19日から9月23日までの定期点検でMOX燃料を装荷する恐れがあるため、市民の命を守り、県民の安全・安心を最優先する立場から、市民として行動を起こそうと大勢の市民が参加しました。
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福島老朽原発を考える会の阪上武さんと東京電力と共に脱原発をめざす会の東井怜さんが、1999年に福島第一原発3号機に搬入されたMOX燃料がもともと品質保証の不十分な燃料である事実、搬入後11年も貯蔵しているために核壊変が進んで、原子炉の核分裂反応に影響を及ぼす、いわば「賞味期限切れ」状態になっていること、しかも燃料に対する国の安全審査は5年までの装荷遅れしか影響評価をしていないこと、などを話しました。

阪上武さんは、福島第一原発3号機でプルサーマルが許されない5つの理由を、あげています。
●許されない理由その1…老朽化を考慮した耐震安全性は未確認
●許されない理由その2…装荷10年以上の遅れは安全審査の想定外
●許されない理由その3…燃料から放射能が漏れても止めない姿勢に問題
●許されない理由その4…使用済みMOX燃料は永久に福島に留め置かれる
●許されない理由その5…MOX燃料の品質保証問題は未解決

市民集会では、今後の行動として、「老朽炉で安全審査の想定外の燃料を使わないで!福島第一原発3号機でのプルサーマルに反対する署名」運動を市民に呼びかけ、福島県知事と福島県議会議長に提出することを確認しました。また、6月福島県議会にこの趣旨で請願書を提出するために、第1次集約は、6月12日と確認しました。

安全審査の想定を超え、安全が確認されない燃料を使用すべきではありません。市民の力を寄せ合い、みんなの力で、危険な安全審査切れのMOX燃料の使用をストップさせましょう。
署名用紙は、下記にご請求ください。
 〒971-8144 福島県いわき市鹿島町久保於振1-2  
           脱原発福島ネットワーク (電話 0246−58−5570)


by kazu1206k | 2010-04-26 18:01 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k