やめよう!プルサーマル街頭署名
2010年 05月 17日

脱原発福島ネットワークがよびかけ、福島市中合ツイン広場、郡山市郡山丸井前、いわき市いわき駅南口広場の三カ所に多くの市民が駆けつけて行われたものです。各会場とも、チラシを配りながら、横断幕を掲げ、ジャンベを叩いたりしながら、市民に呼びかけました。各地とも市民の反応は良好で、危険なプルサーマルに反対する声が聞かれました。
現在、東京電力は、国と連携し、6月19日から9月23日までの定期点検でMOX燃料装荷をめざしています。そのため、福島県が出したプルサーマル受け入れ3条件をクリアするため、以下のような準備が進んでいます
●貯蔵MOX燃料の健全性ー東電が外観検査、組成の自主点検の報告を5月中に国、県に提出。
●耐震安全性ー経済産業省が第1原発3号機の耐震安全性評価を5月中に開始して8月中に完了。
●高経年化対策ー東電が5月中に国、県に提出。
1999年に搬入されたMOX燃料はもともと品質保証の不十分な燃料。搬入後11年も貯蔵しているために核壊変が進んで、反応度が低下する「賞味期限切れ」状態。しかも燃料に対する国の安全審査は5年までの装荷遅れしか影響評価をしていません。県の技術連絡会の慎重な検証作業が望まれます。
命を守るため、みんなの力で、危険な期限切れMOX燃料の使用をストップさせようと署名活動が続けられています。署名は、福島県知事と福島県議会議長宛で、6月15日からの福島県議会に請願書が提出されます。
