いわき市歌にジャズバージョンがあった。5月22日小名浜高校の同窓会総会、小名浜高校吹奏楽部の演奏で初めて聞き、のりのきいたスイングに感動した。いわき市歌は1967年(昭和42年)11月3日 に制定されたが、いわき市歌といわれても歌える市民は、そう多くはない昨今だ。何となく古めかしい感じだが、これがジャズバージョンとなると、いわきのエネルギーが湧きあがり、前へ進もうという活力を感じさせるものとなっている。実に、イイ感じなのだ。
指揮をされた渡部先生のお話によると、先代の顧問の先生がアレンジしたもの。いわき市の許可も受けているそうだ。ならば、是非市民にきかせたいと思い、先生にCDに録音してくれないかとお願いした。小名浜高校吹奏楽部の若いエネルギーが溢れるものになってほしい。
小名浜高校といえばもう一つ、高校演劇では全国トップに輝いた歴史を持つ。この小名浜高校演劇部のOB・OGがメンバーとなって発足した「いわき青春座」、当時の顧問であった児玉さんの作・演出で、今年も7月3日、4日の両日、小名浜市民会館で定期公演が開かれる。出し物は、江戸人情噺「五十両物語」。これも期待できそうだ。