大気汚染測定局の存続要望
2010年 06月 11日

これは、大気汚染防止法にもとづき、二酸化硫黄や窒素酸化物などの大気汚染物質を常時監視している市内の大気汚染常時監視測定局の配置が、来年度から地域代表局9局を7局に、発生源監視局7局を4局に、自動車排出ガス測定局が1局は維持、と統合再編される計画があり、鹿島局が廃止される計画案のため、その存続や自動車排出ガス測定局の新設などを要望したもの。
●要望書は以下の通り。
いわき市長 渡辺敬夫 様
要望書(鹿島地区の大気汚染常時監視測定局の存続について) 平成22年6月10日
鹿島地区地域振興協議会 会長 小松隆
鹿島地区区長会 会長 國分信男
ネーブルシティかしま 会長 庄司秀夫
(要旨)
鹿島地区の「大気汚染常時監視測定局」の存続を要望致します。
(理由)
日頃から、生活者を起点とする環境行政の聖心に向け、努力重ねて頂いておりますことに対し、深く感謝を申し上げます。
さて、当鹿島地区は、平成20年に計画された(仮称)小名浜火力発電所での環境影響評価結果でも明らかにされました様に、基準値以内であったとは言え「二酸化硫黄」「二酸化窒素」「浮遊粒子状物質」の地上濃度予測結果が、ともに測定局内では、一番高い数値が示され、地区住民から、心配の声が寄せられた地域であります。同時に、県道「江名・常磐線」と同「小名浜・平線」の交差する位置にある当地区では、現在、市内でも有数の交通量の多い箇所であり、朝夕のラッシュ時の排気ガスは、健康被害への影響が懸念される所でもあります。それだけに、新設を含め測定局の配備と充実は欠かせないものと思料しております。
つきましては、今回の大気汚染常時監視測定局の適正配置にあたり、あらためて、上記実情を鑑み頂き、地区内測定局が新設を含め存続できますように、特段の配慮を賜りたくお願い申し上げます。
