あわやメルトダウン、福島第一原発2号機電源喪失水位低下
2010年 06月 19日
しかし、17日午後、第一原発2号機であわやメルトダウンの事故が発生しました。発電機の故障で自動停止したものの、外部電源遮断の上に非常用ディーゼル発電機がすぐ作動せず、電源喪失となり給水ポンプが停止、原子炉内の水位が約2m低下、約15分後に非常ディーゼル発電機が起動し隔離時冷却系ポンプによる注水で水位回復するという、深刻な事態でした。東京電力は事実経過を明らかにしておらず、真相はまだ闇の中ですが、この事故は誠に重大です。
原子炉緊急停止後、電源喪失が長引けば、燃料の崩壊熱を冷却する冷却水が給水されず、水位がさらに低下し、むき出しの燃料棒が崩壊熱により溶け、炉心溶融=あわやメルトダウンという、スリーマイル原発型の最悪の事態に至る可能性があったのです。
本来、冷却材喪失事故時に緊急炉心冷却装置により原子炉への注水を行い、燃料の露出による破損を防止し、冷却材喪失事故と外部電源喪失事故が同時に発生した場合でも、非常用ディーゼル発電機が起動し緊急炉心冷却装置への電源供給を確保することになっていますが、今回の事故では、非常用ディーゼル発電機の起動が大幅に遅れました。
保安規定上は外部電源の喪失信号を受け、非常用ディーゼル発電機は10秒以内で自動起動し、緊急炉心冷却装置ポンプへ電源を供給することになっていますが、今回は約15分との報道もあります。外部電源喪失を模擬した柏崎刈羽1号機系統機能試験のデータでは発電機起動が7,6秒とされています。これは誠に由々しき事態です。
東京電力は当初、発電機が停止した原因を「発電機そのもののトラブル」と説明していましたが、18日になり「外部からの電源の供給が何らかの原因でストップしたため保護装置が働いて発電機が止まり、その結果、原子炉の自動停止に至った」と福島県に報告したといいます。しかも東京電力はこの件を報道機関に発表していませんでした。
東京電力は事実経過を明らかにすべきです。今なお隠蔽的対応をすることは福島県民を冒涜するもので、許されるものではありません。福島県と県議会は事態を深刻受け止め、東京電力に厳正に対応しなければなりません。
福島第一3号機の非常用ジーゼル発電機の写真もあります。
ぜひ、東京電力に追求を!
佐藤さん、このブログは大きな意味を持つことになりますよ!
東京電力は今後国会などのオープンな場で糾弾されるべきだと感じました
これからも地域の人々のためにがんばってください。
今はメルトダウンを絶対回避せねばならない!
しかし東電記者会見での記者の追及は大甘。今こそ国民ひとりひとりが原発の問題に向き合い、厳しく”NO”というべきだ。その前に絶対回避がミッションですが。
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html
今回のような致命的な事故が起きることは十分想定されていた。
「想定外の地震・津波」などとは言えません。
原子炉で、~な緊急事態!
。。。でも今は大丈夫です!
。。。すぐに健康被害は及びません(キリッ
テレビの解説員の語尾に必ず添付されてくるこれらの常套句が一言発せられるたびに、逆に背筋に冷たいものが伝わっていくのですが。。。
今後、近隣住民がバタバタとガンで死んでいっても
「過去との因果関係は不明です(キリッ」
でお茶を濁される10年後の世界が、今から容易に想像出来るのですが。。。
自分が原発について関心を持とうとしていなかったことも反省したし、
東電の発表についても何を信用したらいいのか分からない以上、
自分で考え情報を集めなければいけないのですね。
あらゆる放送局の開設者が口をそろえて、「地震だけなら大丈夫だった筈ですが津波が想定外に大きかったのが原因でしょう」というような内容のことをコメントしてましたよね、露骨な報道規制とあわせて、国民のマインドコントロールプログラムが用意されてる事を思い知らされ、勉強になりました。
他国の支援をなかなか受け入れないのにもわけがありそうですね。
今後東電の責任追求をマスコミ、国会で徹底的にしてほしい。
例え東電が大スポンサーだとしても。
この機会にやらなければ、この国はどんどん腐敗していくよ。
父が東電関係者と知り合いなのですがその方から聞いたそうです。政治家さんたちには多額の資金が東電から渡っており 内閣総辞職する位の力があると
だから国をあげて原発推進して来たと・・・・
この記事を読んで納得しました。
福島県の議員の中にも東電関係者がいますよね!!
このたびの事故でもインターネットのニュース
先程まで出ていた原発関係の記事
自衛隊が難色をしめす。
削除されておりました!!
子供達は原発って?とよくわからないようです。
言葉で説明してもピンとこないようなので
ニコニコ動画にチェルノブイリ事故の再現が出ていたのでそれを見せながら説明しました。
子供はやっと理解できたようで
言葉を失っていました。原発で被曝した人の画像もありました。ちょっとショッキングかもしれませんが
私達大人もよくわからないと云う人もいるので
わかる大人が子供に伝えなければいけないと思います。
学校の教科書にはいい事しか載っていません。
記者会見 まるで人事のような会見で
日本の70%が原子力
まだ作っている所もあるそうでもういらない!
東電&政府のトップが誰一人都内の安全な場所から離れず「現地からの情報がよく分からない?」
のコメント聞いていると腹立たしくなります。
被爆するのが怖いのでしょう・・・責任能力無しのお坊ちゃまエリート方。
本来は命張るべき立場の人達なのですが・・・無理でしょうね。
そして、補償やこれからの発電所建設に当たってどこから税金を徴収するか!なんて話が既に始まっていたらやるせないです。
この記事を観たら、計画停電も国民に「おまえら電気がねーと大変だろ? 原発が必要なんだよ!」て、言った国と東電の策略なのかな?なんて思えて来ます。
今後、関係者トップが辞任でオシマイなんて事にならないように佐藤様頑張って下さい。
応援してます。
福島原発に携わった過去の政治家も含めて全て責任を負って貰いたいです。
私は、佐藤様に対して「誰がその情報をあなたに伝えたのか?」と情報の出所をお尋ねしました。
しかし、承認されていないということは、あなたにとって”都合の悪い”コメントだったようですね?
ニューヨークタイムスでは検査でディーゼルに亀裂が入っていたが保安院が継続使用を10年間許可したと報告
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/konishi20110322.mp3
皆 聴くべき
「風の便り」拝読。これは極めて重要な資料ですね。
2011年3月11日の事故は、もし2010年6月の事故から徹底的に学んでいたのなら、防げたでしょう。その意味で、このWEBサイトの記事は広く人々に伝達し、東電の「隠蔽体質」を明確に示す資料として、その社会的責任を正すと共に、このような事故があったにもかかわらず、適切な対策を講じられなかった原子力保安院の責任も重大です。
今現在、生死の境目の中で必死の復旧作業している協力会社の方や東電社員から、そして、その家族から今後、内部告発が沢山出てくると思いますよ!
今まで内部告発しなかった責任もあると思いますし・・・
国も東電(国営会社)も保安委員会も事故が起こらなければ何も改善しないのは、そもそも日本の体質でしょう
けど。
既に、保安委員の人がテレビで設計上に問題が有ったかもしれない!と、言ってるのですからね。
いわき市の佐藤様でしたら、原発で実際に働いてる人達からの情報なんて入って来るのがあたり前ではないでしょか。
数百にいるのですから。
最悪に状態にならないことを祈っております。
安全で安心な原発。嘘つけ!政界と業界団体の巨大利権が見え隠れしています。国民の生命すら脅かす原子力政策。
仮にみんなが被曝し死亡してまた苦しんでいるのに、それでも国と電力会社は「安全でございます」なんて言って未来永劫までブンブンと稼働させるのでしょうか?
今回の事件が隠蔽されまたコロリと騙されて、関心を失えば亡国です。みなさんのご家族友人と議論をし立ち上がり
政策転換を求めましょう。
毎年夏には停電が問題になったり 隣のフランスから電力を輸入しています。
一見今時不便だらけですが、日本に帰国すると無駄な冷暖房の多さに驚いていました。
皆それに慣れてか エアコンが壊れるとメーカーへ人殺し呼ばわりのクレームも多々耳にしました。
そんな事も、よくいう 「経済発展の為」「エコの為の家電買い替え」と、社会のあるべき方向性!のような マインドコントロールが日々されているんであろうと感じました。
この機会に 絶対に壊れない物は無い、リスクの無い利益は無い、利益を得ているものはリスクを隠す、、、と色々な面に気づく事が教訓ではないかと思います。
ネットで過去からの危険性が明らかにされているというのに、TVでは皆が皆同じことしか口にしない、、他の国(共産圏)が情報規制されているとなじり声を大にする日本のマスコミ、、
最近ではアラブ諸国でネットのおかげで小さな声が力を持ち 国民の声が政治を変えるという事もあります。
世の中色々な問題があるのは当たり前ですが、丁寧に一つ一つ検討するということ、各自が自分自身の声を持つ事で 右向け右で騙されないのではないかと思います。
この件が実際に起きたことは東京電力もプレスリリースを出して認めていることです。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11022802-j.html
また別のプレスリリースでは、点検に不備があった事も認めておきながら、驚く事に検査には問題がなく支障がないとも語り、次回の定期検査まで放置すると報告しています。
こんなめちゃくちゃな報告は見た事がありません。
その後事故に至るまで運転していたのですから、原子力安全・保安院ではこの報告を了として運転を許可した事になります。
東京電力も原子力安全・保安院、これらの対応が今回の事故を引き起こしたといっても良いでしょう。
マスメディアはなぜこの二つの重要な事実を報道しないのでしょうか。
東京電力の公式な発表があるのにも関わらず、それを一切報道せず、どこを見ても津波が想定外だったという論調です。
おかしいと思いませんか?
同様の事故が起こらないよう対策を講じてほしいです。
このような事象を拾い上げて報道せず、何か行った後に大騒ぎずる現在のマスコミは、本当にひどいかと思います。他人を非難するだけで、自己検証をするべきだと思いました。
国として原子力を担いでいるのは理解できなくもないのですが、我が国にはそれ以外にも世界に冠たるソーラーやバッテリー、燃料電池、それに電気自動車の技術があり、それらを組み合わせ、大々的に普及させて行けば、原子力発電所何箇所かを代替するだけの力があるんじゃないか、その方が災害にも強いんじゃないか、二酸化炭素削減にも効果大なのでは、などと以前から思ってたのですが、要は東電のような企業が政府や官と癒着し、自分達の都合の良い方向へ誘導してたから、と、そういう事なんでしょうね。
でも、こういう事でいいんでしょうか?
日本の将来を本来のあるべき姿に変えるべき時が「今」のような気がしてなりません。
個人的には必ずしも原子力を否定する訳ではないですが、災い転じて福となす、ように、日本の国力を真に憂い、本来の力を発揮できるよう、政府・官・民の総力を結集すべき時だと思います。
去年6月にメルトダウンしかかったのが、2号機で
今回、格納容器が唯一破損して超高濃度が漏れているのも
同じ2号機!
去年6月の事故で何か大きなダメージが有ったのではと
思うのは俺だけ?
原発は関東圏の為?
そんなはずがありません。利権のためです。
311までは関東にいました。もう関東に戻るつもりは一生ありません。今外国にいますけど、出来ることなら、利権国家日本にも一生戻りたく無いです。