開館10周年を迎えるアクアマリンふくしまを、いわき市議会創世会として表敬訪問した。これまで、生命の深化を調査し、シーラカンスの生態を解き明かすなど環境水族館として、世界に名を轟かせてきたアクアマリンふくしま。安部義孝館長にはお忙しい中、3月オープンした命の教育を実践する「子ども体験館 アクアマリンえっぐ」をわざわざご案内頂いた。連絡通路から施設に入ると、カニやエビ、カメレオン、ユーラシアカワウソが出迎えてくれた。子ども達が楽しみながら観察できるように、水槽に顔を出せるしくみになっている。
平日だが、小学生たちが学習活動で蛇の目ビーチにいっぱい。とても楽しそうだ。
「アクアマリン えっぐ」では、裸足で海の生き物に触れ、自分で釣った魚をその場で食べることができる。命の誕生、生命の死、死んた生き物が他の生き物に利用されている様子が観察できる。安部館長は「子どもたちが凶暴化している現代、生命の死に触れることで、命の尊さを実感する『命の教育』を実践して、未来の世代を育成したい」と前から話されていた。
命をいただく。自分で釣った魚をその場で食べる。アクアマリンえっぐの釣り場では「釣る・調理する・食べる」のプログラムが体験できる。自分で釣った魚を唐揚げにして食べることができ、釣り堀にはマアジやシマアジが群れをなしていた。料金は、釣り竿貸し代1本800円、魚は1尾80円だ。