DV被害を考える会のセミナー
2010年 11月 16日
映画は、1993年度アメリカのアカデミー賞最優秀短編記録映画賞を受賞した「私は守る、DV被害と女性たちの証言」。このドキュメンタリー映画は、夫や恋人からの暴力に苦しめられた末、相手を殺してしまった服役中のアメリカの4人の女性たちの証言と、活動家やカウンセラー、法曹関係者の解説などにより、DVを生み出す背景、司法制度の不備を探っていきます。緻密な取材に基づき、1993年アカデミー最優秀短編記録映画賞を受賞しました。(監督:マーガレット・ラザルス、レナー・ウンダーリッチ/ドキュメンタリー/1993年/30分/アメリカ)
映画のほかに、講演会は弁護士、DV被害者支援者、そしてアロマセラピーもあり、参加費は無料です。要綱は以下の通りです。興味ある方は下記のFAXかメールにお申込みください。
*FAX:050-7503-6484 メール:mammy1170@yahoo.co.jp DV被害を考える会
●日時 11月21日(日)午前10時〜午後2時45分
●会場 いわき市綜合健康福祉センター 多目的ルーム(内郷高坂)
●内容
1.「DVに関わる法制度」弁護士 菅波香織 10:10〜11:00
2.映画解説 代表 北村朋子 11:10〜12:00
3.アロマセラピー 講師 小倉麻紀子 13:00〜13:45
4.DV被害者支援者ネットワーク 13:50〜14:40
さいたま・ウィメンズ・スペース代表 橋本喜與子
●参加費 無料
「DV被害を考える会」代表の北村朋子さんは、外資系企業で秘書兼通訳として10年あまり勤務の後、結婚。現在、夫と二人の子どもと四人暮らし。2003年から「DV被害を考える会」を結成し、DV被害者支援を行っています。2009年からはいわき市で民間施設「スペース友」を設立運営しています。
●以下は、DV被害を考える会のHPより
「ドメスティックバイオレンス(以下、DVと称す)は女性だけの問題ではありません。内閣府の調査では、1割以上の男性被害者がいますし、サードジェンダーといわれる人達、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの方々の間でも起きています。身体的暴力は力の差がありますので、どうしても女性の被害者が多くなりますが、精神的暴力(モラルハラスメント)になりますと、男性の被害者も多数存在します。男女の性差なく、DVを社会問題として捉えることが必要だと思います。そして自力で解決できない人達には支援が必要なのです。一人で悩んでいないでまずは誰かに相談しましょう。」
