ハイロアクション福島原発40年
2010年 11月 24日
2011年3月26日、福島第一原子力発電所1号機が営業運転から40年を迎えます。当初40年といわれた原子炉の設計寿命を超え福島原発は「廃炉の時代」に入ります。ところが、国は「安全性を確認すれば60年運転しても健全性は確保できる」として、むりやり「高齢原発」をあと10〜20年運転し続けようとしています。
しかし、現実には、原発の度重なる事故、安全性に対する不安、あふれる使用済燃料、行き場のない核のごみという実態があります。そして、「過疎の町が豊かになる」という原子力の夢は、原発に依存する地域経済と雇用、そして自治体財政の窮乏化という事態に直面しています。
この40年の節目にあたって、「ハイロアクション福島原発40年」の事業は、福島原発の現状を直視し、核のごみと立地地域の将来、私たちの未来を考え、はじまっている原発に替わるもう一つの道を、わたしたちの未来を構想するメッセージとして、来年3月26日から1年間ふくしまから全国に発信して行こうというものです。
●「ハイロアクション福島原発40年」事業の骨子は、以下の通りです。
1.名称 ハイロアクション福島原発40年
2.目的 1)エネルギーの未来と私たちの生き方を考える
2)立地地域の未来と原発の後始末を考える
3.期間 2011年3月26日(土)から1年間
4.企画 1)主催企画 オープニングイベント(2011年3月26〜27日)
クロージングイベント(2012年3月25日頃)
2)参加企画・・・各地の各参加企画の実施主体
*オープニングイベントは、1年間の各種イベントのスタートです。
・ 名称:「ハイロアクション・ふくしま原発40年とわたしたちの未来」
・ 日時:2011年3月26日(土)〜27日(日)
・ 場所:福島県いわき市
*実行委員会は、目的に賛同し、参加を希望するみなさまの参加を呼びかけています。
お問い合わせは、 kazu_obr@f3.dion.ne.jp にお寄せください。
