24時間営業コインランドリー問題
2010年 12月 28日
署名要望書は、コインランドリーの『施設整備や24時間営業のありかたにかかわって、住宅地に隣接した店舗であることへの配慮を著しく欠いた施設整備や営業のありかたに私たちは大変憂慮しております』として、具体的には『自動車道路に面して設置されたむき出しのLPガスタンクや配管・メーター、熱風が歩道に吹き出る大小4本もの排気ダクト、周辺の環境と全く相容れないけばけばしい看板や広告塔、林立する派手なのぼりなど地域の環境や景観を著しく損ね、「火気厳禁・無断立ち入り禁止」と書かれているタンク周辺に子どもたちがいつでも触れたり立ち入ることができるなど安全・安心面でも大変不安を感じています。また、縁石が撤去された結果、先日には歩道を横切って駐車場に入ろうとする車が現れるなど交通面での危険な状況も生まれています。さらに、隣接する住宅では24時間営業による深夜の洗濯乾燥機から出る「気になる騒音」や、一晩中こうこうと看板と広告塔を照らすライトによる「光害」に大変悩まされています。』と訴えています。

そして、24時間コインランドリーの施設整備や営業等については、『貴機構が定めた「飯野地区沿道利用地区建設ガイドライン」にそった建築・設置等がまったくといっていいほど行われておらず、「ガイドライン」に著しく反しているといわざるを得ません」「だれもが安心して住める町、良好な環境、景観を求めて私たちはここに移り住んできました。是非、地主・施設設備所有者及び営業者に対して、独立行政法人都市再生機構から以下の者点について強く指導して頂くことを求めるものです。』として、8項目の改善要望を行いました。

1、「飯野地区沿道利用地区建設ガイドライン」に沿って速やかに施設整備及び環境・景観等について改善すること。
・進入口隅切5mの遵守、敷地内の緑化、縁石の復元など。
・看板、広告塔の色彩は周囲の環境に調和するよう改善すること。
・その他、周囲の環境に調和し、かつ良好な住宅地にふさわしくなるよう「ガイドライン」に沿って改善、措置すること。
2、LPガスタンクは路面に面しない場所に移設すること。それができない場合は、LPガスタンク付近に自由に立ち入りができないよう、まわりの景観に配慮した上で、例えばフェンスを設けるなどの措置をとること。
3、排気ダクトから直接熱風が歩道に吹き出ないよう、まわりの景観に配慮した上で、例えばフェンスを設けるなどの措置をとること。
4、洗濯乾燥機稼働時の騒音ができるだけ外部に漏れないよう、隣接住宅との間にフェンスを設けること。
5、看板及び広告塔を照らしている照明は午後10時以降は消灯すること。
6、「のぼり」は撤去すること。
7、24時間営業については、住宅地の環境に配慮し、住宅地にふさわしい営業形態に改善すること。
8、住民の意見や要望には耳を傾け、必要に応じ話し合うこと。