原発震災の下で
2011年 03月 23日
一方、これまで環境中に放出された放射性物質がホウレン草、牛乳などの食品を汚染し農業に大きな打撃を与え、沿岸部から海洋汚染も始まり、水道水まで放射能汚染の範囲が広がりました。いまや、生命と環境への脅威は、福島県から関東、首都圏まで広域に拡大しつつあります。
こうしたなか、大地震と大津波そして原発震災という三重苦にあえぐ、いわき市の窮状を見かねて、様々な形での草の根の救援、支援活動が始まっています。
わたしのところへも、静岡市議会の会派「虹と緑」の松谷議員と宮澤議員が市民カメラマンの方と3人で、3月19日訪れ、水500ミリリットル24本入りペットボトル192ケース、マスク、オムツ、米など6トン近い支援物資を届けて頂きました。3人は、小名浜支所で支所長との面談して被災の現況と対応策をお聞きした上で、小名浜港から永崎、中ノ作、江名、豊間、そして江名中学校避難所など被災後の現状を見聞しました。
また、3月22日には、新潟県柏崎刈羽原発の立地市村である柏崎市の高橋議員と刈羽村の武本元村議と市民の方の3人がおいでになりました。水2リットル6本入りペットボトルケース、小松菜やモヤシなどの生鮮食品、ラーメン等の支援物資を届けて頂きました。3人は放射線検知器のR-DANを持参して空間線量を測定していきました。
支援の申し出は、今夜も届いています。

東京在住のものです
福島原発の事故があってからブログを拝読させていただいております
この間の報道などを見ていて『今は健康に問題がない』というような発言が多すぎて憤りを感じています。
避難されている方々はどんなにつらい思いをしているか考えるだけでもつらいです。
どうか、どうか福島の、せめて子ども達とこれから生まれてくる子どもへの被曝が最小限になるようがんばって下さい。
とても応援しています。