学校再開と児童の放射線防護
2011年 04月 01日
いわき市内の121の小中学校のうち、地震被害で校舎が使用できない学校や福島原発事故の30キロ圏近隣で支障がある学校などが7校あります。こうした状況で、児童生徒を持つ保護者やPTAの役員さんなど市民から不安の声が寄せられたため、4月1日、いわき市議会創世会として、いわき市の吉田教育長と面会し、あらためて学校再開への慎重対応と放射線防護の指導徹底を求めました。
わたしどもからは、教育長に対し、口頭で要旨以下の申し入れを行ないました。
1、福島原発事故の深刻化、長期化に伴い、放射線被曝から児童生徒を守らねばならないこと。
2、事故が収束に向かうまで、当面、2ヶ月ほど休校すべきこと。
3、「安全」を強調するばかりでなく、教職員、保護者を含めて児童生徒の放射線防護について、指導徹底を行なうこと。
4、具体的には、当面、校内での屋外活動を控え、樹木や芝生、側溝などの比較的放射線量の高い場所での活動に注意するとともに、登下校の際は帽子、マスクの着用を徹底すること。また、文部科学省で貸し出している放射線検知器「はかる君」を導入して各学校の線量をモニターし、各学校で放射線防護を徹底すること。
これに対し、教育長は、4月6日の日程は変えない方針であると述べた上で、放射線防護の指導については留意し、放射線検知器「はかる君」の導入については調査したい旨の回答でした。
この他、断水中の学校の問題や避難所となっている学校の問題もあるとして、再度、当面の休校を求めましたが、受け入れられませんでした。
福島原発事故の長期化に伴い、教職員、保護者を含めて児童生徒の放射線防護について、あらためて問われています。「安全」を繰り返すばかりでなく、低線量被曝を回避し児童生徒を守る具体的な対応が求められています。
子供たちに数年後、数十年後なんらかの症状が出ても、そのときには知らぬ顔なのだと思います。
保護者対応用のカンペのようなものをTwitterで見ました。
嫌なら自分で休ませたらどうですか?と書いてあるのには呆れました。
まだ諦めません。
もっと声をあげます。
子供たちは純粋に私たち大人を全身で信頼しているのですから。
10年、20年、そして今も苦しんでいる人々が居るんですよ、そういう思いを子供たちにさせるつもりですか?
2ヶ月、いやもっと子供が学校いかなくたって、今のこの状況で十分に人間として学んでることは大きいはずです。
子供たちの健康、子供たちの命、子供たちの将来をもっと真剣に考えて頂きたい。
それでも4.6始業を曲げないのは市としてのメンツなのでしょうか?
今はメンツなより安全を取るべきだと思うのですが…
文科省の発表によれば未だF1から30キロ地点での放射線量は、年間許容量の3〜7倍という数値を示しており
児童生徒が毎日登下校を行って安全が確保出来るとは思えません。
佐藤様、子供たち、わたしたちのために具体的に動いてくださり本当に感謝しております。
わたしは高校生の子供を持っております。
学校の損傷がひどくまだ始業式等の連絡はありません。
子供は安全を考えて現在横浜の親戚に預けています。
転校も考えています。
こんな状態の中小中学校が4月6日に始業を決めたと聞きほんとうに信じられませんでした。
お子さんを持つ親ごさん方どうなさるおつもりなんでしょう?
私も佐藤様の意見に賛同します。
事故が収束に向かうまで、当面、2ヶ月ほど休校すべきこと。は当然のことと思います。
子供を守るのはわたしたち親の当然の義務です。
お願いです。
佐藤さま、もう一度教育長への陳情をお願いできませんでしょうか?
外では今日もマスクもしないで自転車に乗っている小学生・中学生の姿を見ます。
もっと、放射能の危険性をみんなに知らせてください。
後で苦しむのは子供たちです。
学校を再開する目的は何なのでしょうか?
今、一番に考えなくてはいけないのは
子供たちの安全だと思います。
「いわき市ではもう小中学校も始まってるんですよ?
安全ですよ?」
と外にアピールするために
学校を再開したわけではないのなら…
データをもとに安全を証明してから
学校を再開してほしいです。
平駅から保健センターまで歩いた人がスクリーニングを受けたら、ズボンの裾と靴の放射能の数値がグンとあがって、すぐ自宅で洗ってくださいと注意されたそうです。雨の次の日だったとのこと。そんな暮らしを子供にさせるのですか。不安をあおるわけでなくこれが現実です。もう長を頼っていては子供を守れないと思います。悲しいけれど、子供達を守るのは親しかいません。
このコメントは承認して頂くためではなく、市議会議員である佐藤様へのお願いのために書かせて頂きます。
別利用をするようで恐縮ですが、緊急時のためご容赦下さい。
いわき市では現在物資は続々とあつまり、既に水や毛布等は足りているという市HPのメッセージもあります。
避難所等に届けているというお知らせもあります。
けれども、そもそも避難所に避難できていない方々には全く物資が届いていない状況のようです。
物資を必要としている方の要請があった際、市として提供を拒むことはあり得ないかと思いますが
そもそも物資が必要な方はほぼ
・一人暮らし・高齢者・移動手段なし・情報機器にうとい
このような条件が揃っているので
声をあげて助けを求めることが出来ません。
→続きます
そもそも行政から物資を送って貰うにはどうしたらいいかわかりません。
代わりに声を上げられる方も、市の窓口で「現在の対応で大丈夫」と突っぱねられる状況で
ボランティアの方々が身分証明をして物資の個別に運搬の許可を求めても(市が実体を把握できないからでしょうが)断られる状況です。
取り残されている「避難所外」の「物流が回復しかけているだろうから大丈夫」と思われている「一般市民」も
依然危機的な状況です。
動ける人は既に自分で対策をしています。
声をあげられないのは自分では自分を助けられない方々です。
このような方々には、「積極的に」、「継続的に」できれば家まで、あるいはせめて町内の拠点となっている家まで助けの手を伸ばさなければ
飢え死にするだけです。
水も止まっています。
行政が把握していない分野
要請が来ない分野
こちらの方面にも目を向けていただくべく働きかけてくださらないでしょうか。
特に、行政はトップダウン式で動いているでしょうから
いわき市長にこのような声を伝えていただくことはできないでしょうか。
→続きます
このような方々には、「積極的に」、「継続的に」できれば家まで、あるいはせめて町内の拠点となっている家まで助けの手を伸ばさなければ
飢え死にするだけです。
水も止まっています。
行政が把握していない分野
要請が来ない分野
こちらの方面にも目を向けていただくべく働きかけてくださらないでしょうか。
特に、行政はトップダウン式で動いているでしょうから
いわき市長にこのような声を伝えていただくことはできないでしょうか。
私が、個人の伝手で買える分の物資を老人ホームに送るだけで
涙を流して「とてもとても助かる」と言って下さるような状況です。
とても「避難していない一般市民は自力で何とでもできる」状況ではないのです。
→続きます
いわき市内の市民の声です↓
「現在市内には、今ツイッター情報としていただいたような具体的情報はどこにも目に見える形で公開されていません。従って各家庭で孤立している要支援者は「どうしていいか分からない」状態です。若い手や行政の手が回っていない地域はまさしく陸の孤島です。
そもそもツイッターやネットなど最新のメディアを利用出来る恵まれた環境にある要支援者が、どれほどいるでしょうか。自分の地区の支所、社会福祉協議会、区長、民生委員の連絡先をきちんと把握して自分から連絡を取れる要支援者が、どれだけいるでしょうか。」
→続きます
「大前提として、要支援者が要支援者たる理由を忘れないでいただきたいです。これでは結局情報弱者が取り残される事態が発生し、また支援に格差が生じてしまいます。
29日に2040世帯への物資配布実施という情報も、私は今こうして初めて知りました。その方達はどこでどう情報を入手し、どういう経路で物資を受け取ったのでしょうか。市は何故情報を全体公開してくれないのでしょうか。
明日に命を繋ぐことで精一杯の一般市民には、市のやっていることが見えません。」
→続きます
「実際物資を行き渡らせていると主張するなら、具体的に
●どこの地区のどの施設や人に物資を配布しているのか
●どうって物資を配布しているのか
●配布先・配布物・優先順位の決定はどうやって行っているのか
●現地に届くまでにどのくらいの時間がかかっているのか
●要求を出してきた場所へその後継続的配布や支援、調査はしているのか
少なくとも上記の内容くらいは上げられるはずです。是非具体的に、示していただきたい。今物資を必要としている市民の前で、喫緊に、切実に物資を必要としていた市民の前で、果たして同じことが言えるのか、是非、伺いたい。 」
→続きます
「はっきり申しまして市には「今後も、被災者等の生活支援に、市民・職員一丸となって取組んで参ります」などと記して欲しくありません。
市民の命を取捨選択している市と、市民が「一丸となる」など、不可能です。少なくとも私は、この現状が変わらない限り、市を信用することはありませんし頼りにすることもありません。 」
このような状況下では、市に見捨てられることを危惧せざるをえないのです。
私が、個人の伝手で買える分の物資を老人ホームに送るだけで
涙を流して「とてもとても助かる」と言って下さるような状況です。
とても「避難していない一般市民は自力で何とでもできる」状況ではないのです。
どうか、行政に働きかけてください。
本当に、高齢者は極限状態です。
長文・乱文になってしまい申し訳ありません。
どうぞお願いします。お願いします。
先生が、教育長の方に掛け合ってくださったとのことですが、
やはり、通常通りの学校生活を送れないことや、危険と思うこともあるからでは、ないのでしょうか?
こうやって働きかけてくださったことに関しては、きっと皆さん感謝していると思います。
ですが、同時に予定通り学校が再開されるのかと、と落胆された方も少なくないと思います。
もう、なんとかならないんですかね?
分からない以上、大事をとって休校とするのが最適な選択と考えます。
命より、新学期を予定通りはじめることが大事ですか?
どこかに疎開して、子供にもチェルノブイリ原発事故の恐ろしさ、見せてはどうでしょうか?
ドキュメンタリーなど、ネット上に沢山あります。
そして、日本が何故これだけ地震があるにも関わらず原発国なのか?例えば、どんなことが上関で起きていて、だれが何年原発反対に戦って、どんな問題が起きて、何が報道され、何が報道されてきていないのか、それは何故なのか、これを子供たちに説明するぐらいのことが出来ない教師に教育は任せれないと私は思ってます。
危険なことを、しっかり言葉に出して説明するのが大人の義務で、最低限のことなのではないでしょうか?
いわき市職員みなさんも一緒になって考え、市長、教育長ともども、今一度あらためて判断し直して下さい。
お願いします。
でもどこに伝えればいんでしょうか?
子供達を守りたいです!
市長が顔を出さないで雲がくれ…今回の災害にあったどの市長もみんなメディアでがんばりますってゆってるのに…いわき市の市長顔わからないけど?
居る意味ないならすぐ辞めて別の力発揮出来る人に変わって貰いたい…
東電が放射能流出を止めるには数カ月はかかるって発表したなら、それに合わせて教育委員会も開始を遅らせるべき!
市長の力が全くない今、佐藤さんよろしくお願いしますm(_ _)m
子供達を助けてくださいm(_ _)m
意見を通さないのでしょうか?
ちまたでは、いわきの風評被害を防ぐために子供たちを利用しているとまで言われています。
親が不安な状態で子供を送り出している現状があるのです。
そんな状態で、子供たちが勉強や学校生活が安定的にできるのでしょうか?
政治家としてもっと考えるべきではないでしょうか?
厳しい言い方かもしれませんが、結果が出せず
自分がここまでしましたと書くのは、
票のためですか? そう思われても仕方ないくらい
心配な人が多いのです。
四ツ倉は現在退避地区になっていない 原発から最も近い町です。
状況は全く分かりません。
いわき市がいつか迎えにくると思っています。
本当にそうなんでしょうか?
長期に及ぶだろうと考えられる現実があるのに
本当にこのままでいいのか、かなり不安です。
国や政府からの指示を待つという受身ではなく、市が積極的に独自で情報を集めて判断をし、行動に移すことが重要で、それが市民の命の問題に直接繋がると思います。
是非とも声を上げてください。
「あの時、市民は知らされなかった」というチェルノブイリ原発事故と同じことを繰り返さないためにも。
放射能は人間の命を奪うだけではなく、遺伝子を通して、まだ見ぬ将来の命をも脅かすということを学んで来たこと、知る権利を奪わないこと。
お願いします。
http://www.youtube.com/watch?v=6N84cDtk0Uo&feature=related
子供は3歳未満を避難させることになったとありますが、3歳未満だけで、その他の子供はどうなるんでしょう?
両親が自力で避難するようにして欲しい。
子供は原発、放射能の恐ろしさを知らないし、一人で逃げることも出来ない、親しかいないのに。
命より仕事や家なんでしょうか?
もどかしさで一杯です。
佐藤市議のように行動に移していただける事は、市民として、子を持つ親として有難い限りです。
皆さんご存じのように、私たちは空間からのみ放射線を受ける訳ではありません。水や食べ物など様々です。
突如1mSv/yから20mSv/yに基準値を引き上げ「規制値内だから安全です」と言われても、これだけ長期的な低線量被曝は過去に無いのに「安全」の根拠があるとは思えません。
せめて、学校ごとの水道水、給食、校庭の3つの線量を当面計測して頂く事は出来ないのでしょうか?
保護者やPTAの協力な必要であれば、喜んで協力します。署名も必要であれば早急に募ります。
風評被害だと言われる方が多いのですが、福島県の場合は風評ではなく現実なのです。
今の福島県の在り方では、本当に風評被害が生まれてしまいます。
どうか、自分の子供を見るような目で、福島県の子供達を見つめて下さい。
市民同志でも繋がりたいと、今、勿来で災害ボランティアを立ち上げた「舘さん」とやっと繋がりました。
「藤原さん」の続き・続きの文章を読ませて頂きましたが、なぜ「舘さん」が立ち上げたのかが判ったような気がします。
行政は私たちを守ってはくれません。
最近、参画・協働とは掛け声だけで、四角四面(?)のごり押しが東京・港区でも横行しています。
「絆」を分断することは絶対避けなければいけないと考えますが、放射能汚染からなど一時的に避難するなら、東京・港区を考えてみて下さい。
私たち区民が何がどこまで出来るか判りませんが、何か、お力になれたらと思い、コメントさせて頂きました。
遠く港区より「いわき市民」の方々へ