学校の放射線安全基準
2011年 04月 21日
福島県教育委員会も、学校生活の目安として受け入れていますが、子どもたちのいのちと安全を守らなければならない国・文部科学省が子どもたちに年20ミリシーベルトの放射線被曝を許容するもので、認める訳にはいきません。
内閣府原子力安全委員会は4月13日、福島県内の学校の放射線被曝安全基準について、年間の累積被曝放射線量について「子どもは10ミリシーベルト程度に抑えるのが望ましい」として、原子力安全委員の代谷誠治委員が「校庭で土壌から巻き上げられた放射性物質を吸い込み、内部被曝する場合のあることを考慮すべきだ、少なくとも大人の半分をめざすべきだ」としていましたが、文部科学省は4月14日の参議院文教科学委員会で「基準は20ミリシーベルト」と答弁し、子どもの年間被ばく限度も一般人と同等に扱うとしています。
年20ミリシーベルトの放射線被曝は、労働安全衛生法での管理区域設定基準の3ヶ月1.3ミリシーベルトや放射性同位元素等による放射線障害防止に関する法律による管理区域設定の3ヶ月1.3ミリシーベルトを大きく上回るものです。管理区域設定は、一般市民の被曝防止のため立ち入りを制限する区域のことで、この基準3ヶ月1.3ミリシーベルトは、1時間当り0.6マイクロシーベルトになります。現在の一般人の年間許容限度は1ミリシーベルトであり、1時間当り0.114マイクロシーベルトです。
国・文部科学省は、学校の年20ミリシーベルトの放射線被曝「安全基準」を撤回すべきです。放射線の影響を受けやすい子どもたちに、このような高い基準を適用するのは誤りです。文部科学省は、現行の1ミリシーベルトを維持すべきです。
★文部科学省:https://www.inquiry.mext.go.jp/inquiry09/
電話番号:03-5253-4111(代表)
★首相官邸:https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


子供は、私達は、サンプルでは有りません。
先生の活動に期待しております。そして、応援しています。

そして今日、ここで文部科学省からの説明?が。
呆れました、彼らは何も知ってないのです。
恐ろしい状況下の元、これらが決断されているということが明らかに見えてきます。
ぜひ、ご覧ください。

こういうことは市議会で議案として提出して、話し合ってもらえないですか?

いつも拝見し、勇気を頂いております。ありがとうございます。
行政は、内部被ばくや晩発性障害についてはおざなりで、本当に子供のことを考えて欲しいと心より願っています。
放射能とは関係なくても、100人中30~50人ががんになるそうですが、子供たちがもし大人になってがんになった時、この事故のせいにしなくてすむように、誰かを恨まなくて済むように、今のうちに子供優先で動いていただきたいと思います。
子どもたちが、将来、福島や日本を嫌いにならないようにするために。



実家のいわきが心配でいつも注視してます。
全くもってこの文科省の判断に納得できません。
一番守らなければならに子供がこんな適当な計算のもとにだされた20ミリシーベルトと値で安全とされていいのでしょうか。
きっと不安のまま学校に行かせているお母さん達は多いと思います。
同じ親として故郷の子供達を守りたいです。
是非、是非、市議会でも話し合ってほしいです。