チェルノブイリ25年、福島原発事故の共同声明
2011年 04月 26日
チェルノブイリ原発事故から25年の日に
3月11日の東日本大震災・大津波に端を発した福島第一原発大事故は、日本ばかりでなく世界を放射線ヒバク・放射能汚染の恐怖に晒しています。
日本の原発は絶対安全、大事故は起こらないと豪語してきた日本政府と電力会社、御用学者の責任は重大です。大地震・津波の危険性、電源喪失事故、集中立地の危険性、大事故が起こった時の決死隊の問題、10キロ圏内のみの防災対策の問題点等々、現在進行形の事態を多くの人が古くから指摘してきました。にもかかわらず、それらを真剣に受けとめることなく、ただただ原発推進あるのみとの姿勢が、今回、日本政府・東京電力の事故への対応が後手後手にまわった要因の一つです。それでも「想定外」と居直るのは、人の道を逸脱した犯罪行為にほかなりません。
福島第一原発は冷温停止に至っておらず、予断を許さない状況が続いています。冷却機能の確保とこれ以上の放射能の放出・漏洩による汚染防止対策が重要です。その際、労働者の安全に十分留意しなければならないことは言うまでもありません。住民の被曝は、事故時の過大な基準ではなく、本来の年間1ミリシーベルト以下が一日も早く遵守できるよう、様々な手立てをすみやかに行う必要があります。巨大な放射性廃棄物と化した福島第一原発の処理処分は、数十年単位の長い闘いになるでしょう。
全国各地で脱原発を求めて原発や原子力施設の反対運動を続けてきた私たちは、福島第一原発の危機的状況の一日も早い収束を願いつつ、私たちが今一緒になってできることを追求したいと思います。
チェルノブイリ原発事故から25年の本日の共同声明を第一歩にし、しかるべき時期に、福島第一原発・第二原発の廃炉正式決定、核燃料サイクルに関する計画中止、原発新増設の中止、老朽化原発の廃止を求める全国的な大行動に取組み、着実に脱原発を実現していくプロセスを提起していきます。
これ以上の放射能汚染・地球ヒバクを許さず、生きとし生けるものすべてのために、脱原発社会実現に向け、ともに歩みだしましょう。
2011年4月26日
青森県保険医協会/アジア連帯講座/伊方原発反対八西連絡協議会/いのち・原発を考える新潟女性の会/岩内原発問題研究会/ウラン残土市民会議/核燃から郷土を守る上十三地方住民連絡会議/核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団/核燃やめておいしいごはん/核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会/核燃を考える住民の会/核のごみキャンペーン関西/核廃棄物施設誘致に反対する道北議員の会/核廃棄物施設誘致に反対する道北連絡協議会/核廃棄物施設誘致に反対する幌延現地共闘会議/柏崎原発反対地元三団体/関西労働者安全センター/北九州から脱原発社会を考える会/九電消費者株主の会/共生ユニオンいわて/京都反原発めだかの学校/玄海原発プルサーマル裁判の会/原子力資料情報室/原子力発電に反対する福井県民会議/原水爆禁止日本国民会議/原発いらない!ちば/原発いらん!下関の会/原発いらん!山口ネットワーク/原発がこわい女たちの会/原発設置反対小浜市民の会/原発はごめんだヒロシマ市民の会/原発を考える品川の女たち/高速増殖炉等反対敦賀市民の会/高レベル放射性廃棄物施設誘致反対稚内市民の会/高レベル放射性廃棄物処理施設誘致反対豊富町民の会/里山喫茶「燦」/さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト/三陸の海を放射能から守る岩手の会/三陸・宮城の海を放射能から守る仙台の会/島根原発増設反対運動/下北半島と神奈川を結ぶプロジェクト/ストップ原発&再処理・意見広告の会/ストップ・ザ・もんじゅ/すべての原発を廃炉に!! 刈羽村生命を守る女性の会/川内原発建設反対連絡協議会/川内つゆくさ会/大地を守る会/太陽光・風力発電トラスト/脱原発とうかい塾/脱原発東北電力株主の会/脱原発ネットワーク・九州/脱原発福島ネットワーク/脱原発わかやま/脱原発を求める女性の会/たんぽぽ舎/チェルノブイリ25年京都実行委員会/地域から平和を考える会/つゆくさと大地の会/道北核廃棄物処分場反対連絡協議会/徳山ダム建設中止を求める会/鳥取県西部原発反対の会/止めよう!プルサーマル三春ネット/ネットワークみどり/日本消費者連盟/ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン/浜岡原発を考える静岡ネットワーク/浜頓別町に核のゴミを持ち込ませない町民の会/反原子力茨城共同行動/反原発運動全国連絡会/はんげんぱつ新聞京都支局/はんげんぱつ新聞鳥取支局/はんげんぱつ新聞名古屋支局/反原発蛍の連帯/ふぇみん婦人民主クラブ/福島原発の「廃炉」を求める有志の会/双葉地方原発反対同盟/プルサーマルと佐賀県の100年を考える会/プルトニウムフリーコミュニケーション神奈川/平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声/放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜/みどりと反プルサーマル新潟県連絡会/みやぎ脱原発・風の会/宮崎の自然と未来を守る会/やめよら原発NO核熊野の会/米子市政研究会/ATTAC J apan(首都圏)/NO NUKES M&M(4月25日現在87団体)
【連絡先】
反原発運動全国連絡会
東京都新宿区住吉町8-5 曙橋コーポ2階B
Tel.&Fax. 03-3357-3810

学校の屋外活動の放射線量の数値を事故前の数値に戻して下さい
風評被害を払拭する為に、学校給食に福島県産の野菜や牛乳を使わないで下さい…
これ以上、子供達に危険を強いるのは止めて下さい…
どうか、どっか、お願い致します…

コメント欄を読んでくださっているのかどうか分かりませんが、一応コメントさせて頂きます。
中部大学の武田教授のブログで、いわき市の市長が給食に福島県産の野菜や牛乳を使うと発表したことを知りました。
私の地元は相馬市ですが、同じ福島県出身ですので
これを聞いてとてもショックでした。
野菜や魚は風評被害ではなく、事実汚染されているものですから
なるべく摂らないことが大切ですよね?!
それがどうして、子供たちが有無を言わさず摂取させられなければならないのですか?
こちらのブログを拝見して、いわきには立派な市議会議員の方がいらっしゃると思っていたのにとても残念です。

子供は実験台ですか?
安全を証明するための道具ですか?
被ばく限度量を上げたことも、許せなく、反対署名しましたが、それ以上に非道なことです。
いわきの子供を守るのが、市民の代表者の役目ではないですか?
残念でなりません。。
どうかどうかお願いします。

私も給食の件同感です基準を20ミリシーベルトまで上げさせられさらに給食で福島県産のものを使うように決定されたらしいですが 不安に思っている親御さん多いですなんとか助けて下さい…

他県にいる私の友人も、また、ネットで書き込みをしている人たちも、「この様な対応をする市長がいる市の食品を信頼して購入することはできない」との意見が大多数を占めるようになりました。明らかに、子供の将来を犠牲にする市長と市の対応が、いわき市の農産物に対する不信感を煽った結果になっています。
市長と市と教育委員会は、これでもまだ子供を使った人体実験を続けるつもりでしょうか?
そして、こういう一連の事項が、
さらに子供や親を傷つけ、
疲れさせていることに市長や国は気づいてますか。
避難できない状況の親はできる限り子供を被爆させたくないから、いわきでできる限り気をつけます。
でも自分がそばにいない時は、
学校や幼稚園にいる間は子供に約束させるしかありません。
「お外で体育するときは○○ちゃんは見学だよ」
「牛乳が出ても○○ちゃんは飲まないんだよ」
「みんなは歩いて行っていってるけど、
○○ちゃんはママが車で送るからね」
「みんながマスクとっても○○ちゃんはとってはだめだよ」
「砂は触っちゃだめだよ」
小さい子はみんなと一緒にしたいものです。
牛乳が大好きな子は毎回悲しい思いをしてるでしょう。
かわいそうで涙が出てきます。
こんな行政で悔しくて情けなくて胸が張り裂けそうです。
よくもこれだけ愚かなことばかりしてくれるものです。