ママの会のメッセージ
2011年 05月 24日
●「いわきアクション!ママの会」 通信 NO.1
「5.15さよなら原発 放射能汚染のない平和な未来を求めるパレード」に参加、ご協力してくださった皆さまへ
2011年5月15日、お天気にも恵まれ、たくさんの皆さまにご参加いただき、いわきでのパレードを無事に行うことができました。
ほんとうに、ありがとうございました。
いわき市外からも、遠くからほんとうに温かい優しさを持ったたくさんの方が来てくださいました。
その方々に応援をいただき、お力をいただくと同時に、遠方の方でもこの原発の問題を我がこととして受け止めてくださり、足を運んでくださるお気持ちを考えると、この原発問題は日本だけでなく世界の問題なんだと実感いたします。
今回のデモパレードは、参加の一人一人が、痛む心を持ち寄って、熱い思いで行進したパレードでした。
また、警備にあたってくださった警察の皆さまも、パレード隊の気持ちを受け止めた心遣いのある対応と警備をしてくださいました。
パレード参加の方々から、そのような印象のお言葉が多く聞かれました。国民の安全を守るのが当然のお仕事と言えばそれまでですが、今回の警察の皆さまの対応にはそれを超えたお心が感じられ、主催のママの会といたしましても、あらためて感謝いたしております。
原発問題は、まだまだ終息の見通しも立たず、福島第一、第二原発のはっきりとした廃炉宣言もなされていません。
これからも、いろいろな形で、皆さまから応援をいただいて、子供の未来を守る活動を続けていかなければならず、どうかお力添えをよろしくお願いいたします。
5月13日に、いわき市長渡辺敬夫殿に放射能汚染から子供を守るための行政の対応をお願いする申し入れをいたしました。
その報告をさせていただきます。
提言書申し入れの会場に市長殿は現れず。。。数分前に同じ建屋に市長殿がおいでになったとのママの会の目撃情報もありましたが、会場に登場された市長代理の皆さまに提言書はお渡しいたしました。
ママの会の提言書につきましては、全国の皆さまから個人、団体合わせて、550名分の御賛同をいただくことができました。
ありがとうございました。
提言書の提出後、市長代理の皆さまへ、ママたちから様々な質問がされました。
面積が広いいわき市の線量計測のモニタリングポストの数が少ない問題や、子供の許容線量のこと、水道水の安全性のこと。。。などです。
どの質問にも、はっきりとした明確な受け答えはだしていただけず、ぼんやりとした市長代理のみなさんの思考回路が止まっているような表情が印象的でした。
子供を守ることへの迫力とか、強い思いが感じられず、中核都市であるいわき市のオリジナリティのある対応を期待したいところですが。。。
あの人たちじゃ無理。。。と、言ってしまうと、そこで終わってしまうので、なんとかやってもらわなければいけないと自分の心を自分で支えながら対策本部を後にした私たちママの会でした。
15日のデモパレードで、参加者のみなさんや、警察のみなさんから元気をいただき、今後また大切な子供たちが育つ環境を守るためにできることをやっていこうと考えています。
がんばりますっ!!
以上、5月13日の申し入れの様子でした。
いわきアクション!ママの会 事務局より
原発の恩恵を受けていないのに、東京の何倍かの被曝量。
全く不当です。
アメリカとの共同研究を進めている、放射能影響研究所などに話を伺っても、大人はともかく、子供には芳しくないとのこと。そして、そういった機関は、「調査」はしても「治療」はしないとのことです。
「市長をリコールする」「国際機関に訴え出る」などの措置を真剣に考えないと、非道な人体実験の道具にされかねない、とさえ思います。
人の命や健康にかかわる事は、どれだけ慎重にしてもしすぎることはないはず。
それに、拡散した放射能が都合よく、県境でとまってくれるはずもなく、東北には隠れたホットスポットがまだあるかもしれません。
被災地には、気の毒すぎることかもしれませんが、とにかく、収束するまでは「安全」を叫ぶのは早いと思います。
癌は痛くて、つらいものです。
保険会社のCMみたいに、美しいものではありません。
子供達や若い人を、みんなで守っていきたいです。