先週、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」にお邪魔して、震災被害と7月中旬再開を目指す復旧作業を、地域交流課Tさんのご案内頂きみせて頂きました。

アクアマリンは、震災時の津波によって地下の受電設備が損壊して、水槽の空気ポンプや水温調整機の機能がストップ、約750種20万匹もの水生生物が命が失われました。また、埋設配管類の折損、地盤沈下による埠頭全体の外構が被害を受けました。
被災以来、職員のみなさんは全停電の中でがれきとヘドロの除去に苦闘し、4月末からは重機が入り、ライフラインの復興工事が進捗してきましたが、今日14日、新潟市水族館「マリンピア日本海」に避難していた、いわき市の魚メヒカリ(和名マルアオメエソ)10個体が75日ぶりに帰ってきました。

空の水槽、ゴマフアザラシは千葉県鴨川市の鴨川シーワールドに緊急避難中で赤ちゃんを産んだそうです。

マグロやカツオ、イワシなど群れをなしていたアクアマリン名物の大水槽も修理中。

福島県産淡水魚などを展示している「ふくしまの川と沿岸」はアクアマリンの最上階。ふくしまの淡水魚たちは、震災を超えて元気に泳いでいました。

金魚たちも大丈夫で、飼育員さんが水槽の手入れをしていました。
メヒカリの常設展示は、アクアマリンが世界で初めて成功したものでした。いわき市の魚メヒカリの里帰りで、アクアマリンふくしまの復興のシンボルとして、7月15日の一部オープンに向けた復旧作業にも拍車がかかります。
アクアマリンふくしまの安部館長は、新しいメッセージ「よみがえれ、私たちの海」のバナーを作り、漁業の再興のためにも、原発の放射線量の正確な情報の発信のために、独自で海洋の放射能汚染調査を行いたい、そして、「いわき市は脱原発宣言を」と話していました。
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