メヒカリがアクアマリンに帰った
2011年 06月 14日
被災以来、職員のみなさんは全停電の中でがれきとヘドロの除去に苦闘し、4月末からは重機が入り、ライフラインの復興工事が進捗してきましたが、今日14日、新潟市水族館「マリンピア日本海」に避難していた、いわき市の魚メヒカリ(和名マルアオメエソ)10個体が75日ぶりに帰ってきました。
メヒカリの常設展示は、アクアマリンが世界で初めて成功したものでした。いわき市の魚メヒカリの里帰りで、アクアマリンふくしまの復興のシンボルとして、7月15日の一部オープンに向けた復旧作業にも拍車がかかります。
アクアマリンふくしまの安部館長は、新しいメッセージ「よみがえれ、私たちの海」のバナーを作り、漁業の再興のためにも、原発の放射線量の正確な情報の発信のために、独自で海洋の放射能汚染調査を行いたい、そして、「いわき市は脱原発宣言を」と話していました。