柏崎原発、刈羽村で講演会
2011年 06月 25日
●新潟の金子貞男さんから届いた呼びかけ文です。
みなさまへ
講演会のお知らせ。奮ってご参加ください。
海江田経済産業相の「運転再開要請」に関する新潟県知事のコメントは、「原発の安全性について、大臣談話は論評に値する内容を何も含んでいない」というものでした。事故は進行中で、原因の検証も出来ないのにどうして緊急安全対策は妥当といえるか、至極良識的なものでした。柏崎刈羽は8月、1,7号機が定期検査のため停止します。
原子炉の暴走と水素爆発は、配管の破断、圧力抑制室ダウンカマーの露出など、地震による揺れが引き金になった可能性を否定できないのではないでしょうか。そもそも、隔離時冷却系は、配管破断など冷却材喪失事故時に「水位低」の信号が出てポンプが作動します。じっさい。東電は2号機の地震応答評価で、格納容器の基部のせん断力、モーメントが基準地震動の応答荷重を超えたと評価しています。老朽原発の構造的脆弱性を否定できないのではないでしょうか。
設計地震動を遥かに超え、機器、配管の塑性変形の疑いが消えない柏崎刈羽にとって、福島の事故原因は看過できません。
◎講演会「福島原発で今何が起きているのか」
6月25日(土)午後2時~、
刈羽村ラピカ文化ホール
講師:佐藤和良さん(脱原発福島ネットワーク:いわき市議)
【主催】
原発反対地元3団体
原発からいのちとふるさとを守る県民の会