鎮魂、東日本大震災合同追悼式
2011年 07月 10日
いわき市の東日本大震災合同追悼式が7月9日午後2時30分から、いわき市立総合体育館で開催されました。

追悼式では、犠牲者に対する黙とうのあと、 いわき市長の式辞、遺族代表である豊間地区の金成さんをはじめ福島県知事、市議会議長の追悼の辞に続き、遺族のみなさんらが献花しました。献花に続き、小川の小玉小学校児童の小玉郷土芸能クラブによって、いわき市の無形民俗文化財「じゃんがら念仏踊り」が披露され、閉会しました。
308人の犠牲者の方達ひとり一人のかけがえのない命と人生が一瞬のうちに潰え去った3.11。残されたご遺族の心中は察するに余あります。震災から4ヶ月、私たちはあまりにも大きな犠牲の前に、いまだ、心の傷を癒すには至っていません。
式の間、わたし自身がこの震災での犠牲を防ぐために、一体いかほどのことをなし得たのか、反問し続けました。自然の成せるわざ、人のなす限界に、議員として、一人の人間として、その非力、その無力に愕然とするばかりです。
「新生いわきに向けた創造的復興を誓う」という、その言やよし。
わたしたちの、このいわきの大地に宿る霊魂を鎮める、深い人間としての営為なしに、その成就はない。

家族を亡くしたもの
いわき市民の行政への気持ちが書かれています。国会議員、県会議員、
市議会議員、知事、市長への怒りです。