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東電温存と損害賠償の上限設定の機構法案

「原子力損害賠償支援機構法案(原賠支援機構)」=「東電救済法案」が与野党合意で成立しそうな雲行きです。FoE Japanの満田さんから、メールが届きました。以下、転載します。

原子力損害賠償の上限を許す附帯決議付の、「原子力損害賠償支援機構法案」が、26日に衆議院を通過してしまいます。ぜひ、反対の声を上げてください。

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【緊急集会】
許すな!東電温存と損害賠償の上限設定 機構法案を廃案に!!
国会に、怒りの声を結集させましょう!!!
7月25日(月)13:00~15:00@参議院議員会館 
http://e-shift.org/?p=951
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現在、福島第一原発の賠償に関して、東京電力を支援するための原子力損害賠償支援機構法案と、野党提出の仮払法案が国会で審議されています。しかし、両法案の修正協議において、現在の原子力損害賠償法の無限責任原則を変更し、賠償負担に上限を設ける法改正を進めるとの附帯決議を行うことが与野党間で検討されています。

現在の法制度では、原発事故で生じた損害に対する賠償に限度はありません。
ところが、これに上限が定められれば、将来の原発事故による多くの被害者-死亡者、負傷者、職を失った人たち、土地を失った人たち、避難を余儀なくされた人たち等々-に対して、賠償額のカットがなされることになります。

このような附帯決議つきの法案が、26日に衆議院を通過しようとしています。

事故被害者の犠牲の下に原発政策を推進していくための法改正を断じて許すことはできません。また、東電の温存のための、原子力損害賠償機構法案を認めることもできません。

みなさん、怒りの声をあげていきましょう。25日(月)、国会に集まりましょう!

■日時:7月25日(月)13:00~15:00
■場所:参議院議員会館 講堂
(誰でも参加できます。30分前から、ロビーにて入館証の配布を行います)

■内容(予定):
 ・原子力損害賠償支援機構法案の影で~原賠法の改悪が意味するところ
   只野靖、福田健治/弁護士
 ・怒りのアピール(参加者の皆さん、どうぞご意見を!)
 ・国会議員からの発言

■主催:eシフト、国際環境NGO FoE Japan、グリーン・アクション、
   福島原発事故緊急会議

■参加費無料

■申込み(申込がなくても参加できますが、人数把握のため、下記URLからお申込みいただけると幸いです)
 https://ssl.form-mailer.jp/fms/4a9071f9159894

■問い合わせ:
 国際環境NGO FoE Japan 満田(みつた)
 携帯:090-6142-1807
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※あなたの地元の国会議員に、ファックスを送りましょう!
(ポイント)
 東電を温存させる「原子力損害賠償支援機構法案」を認めない!
 原発事故の損害賠償に上限を設ける、原賠法の改悪を許すな!!

詳しくは下記をご参照ください
※30分でできる『脱原発ロビーマニュアル』
 http://e-shift.org/?p=836
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Commented by 宮尾猛 at 2011-07-29 13:01 x
こういう法案が出されていたこと自体知らず、ましてやそれが26日に衆議院を通過しそうだということを知る由もありませんでした。このように、私たちの知らないところで、責任を負うべき者たちに都合の良い環境が作られて行くわけですね。恐ろしいことです。これまでに原発は絶対に安全だと吹聴してきた原子力推進派の人たち(電力会社、教授、科学者、政治家)が今回の原発事故に対し、責任を取らないのは何事でしょうか?責任を取らないまま、いまだに原発の安全を訴え、原発稼働再開などを公に言えること自体、この国はどうなっているんだ!と腹立たしい限りです。ところで、この法案、衆議院を通過したのでしょうか?
by kazu1206k | 2011-07-24 06:38 | 脱原発 | Comments(1)

佐藤かずよし


by kazu1206k