7日、玄海原発プルサーマル裁判の会事務局長於保さんのご案内で佐賀県の玄海町、そして九州電力玄海原子力発電所を訪問致しました。

立地町の役場は全国どこへ行っても豪華な建物ですが、玄海町も他に負けないものでした。九州電力玄海原発の固定資産税納付と電源三法交付金による自治体とりこみのすごさ。しかも、この他のハコモノを含めて、建設業者は現町長さんの関連を含む2社に限られているとか。

隣りの議会等もとてつもなく立派。その隣り、敷地を隔てた民家に住民のたてた「プルサーマル反対」の大きな看板が目を引きました。

この日は市民グループが玄海町のご家庭にチラシ配りをしていると聞きました。玄海原発エネルギーパークでは、唐津市の市民グループと懇談。

この中には、原寸大の加圧水型炉があったり、植物園、遊具施設があり、子どもづれの家族がたくさん来ていましたので、赤ちゃんづれの若いお母さんに「放射能はこわくないか」と聞くと「こわいです」。「でもここは遊具があって遊べますから」という答えでした。西日本の人たちの放射線被爆に対する感じ方の現実を見ました。

夜は、玄海原発プルサーマル裁判の会の皆さんと交流、約1時間福島の現状をご報告し、質疑と意見交換をしました。九州の人々の玄海原発廃炉に向けた熱い闘いに触れるとともに、福島県内から避難しているお母さん子供たち、若者グループにもお会いできました。皆さん頑張っています!玄海原発プルサーマル裁判の会の事務局の皆さんには大変お世話になりました。