放射性の焼却灰、埋立停止の要望
2011年 08月 26日
以下は、その内容です。
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いわき市長 渡辺敬夫様 平成23年8月26日
渡辺町区長会
要望書
日頃より、渡辺町の諸事業に特段のご理解とご支援を賜り厚く感謝申し上げます。
さて、東北地方大震災に伴い、東京電力第一原子力発電所で発生した複数の水素爆発により、放射性物質が福島県内外に飛散・蓄積して、その被害は甚大な状況を呈しています。
渡辺町も一部地区の地面及び側溝泥の毎時放射線量を測定した結果、0.20〜1.9マイクロシーベルトと事故前の約10〜100倍の数量を示し、住民は今後の健康や生活に大きな不安を抱いています。
このような状況下で、当地区の市営廃棄物処理施設「名称:クリンピーの森」に、放射性物質を含む焼却灰が、4月より廃棄処分されていることが判明しました。このことについて、渡辺町区長会への通知や説明はなく、住民の不安も極めて深刻な状況にあります。
そこで、地域の安全安心を深刻な状況から回復するために、以下の要望を致しますので、早急にお取りはからい下さいますようお願い申し上げます。
・要望する事項
1、「クリンピーの森」へ埋立している焼却灰、及び施設排水などについて、放射線量測定を行ない結果を速やかに報告すること。尚、測定容量はつぎの通りとする。
1)焼却灰の放射線量測定は、焼却場搬出時、及び埋立時にその都度実施すること。
2)測定は公的第三者が行ない、資料採取は区長会立会を原則とすること。
3)既に埋立した焼却灰については、区長会が指定する堆積層ごとに測定すること。
4)既存の排水処理設備出口の水、及び泥(釜戸川含む)も同様に測定すること。
2、測定結果が報告されるまでは、焼却灰の埋立や保管を停止すること。
・要望者代表名
区長会長
上釜戸区長 館山区長
中釜戸区長 洞 区長
松小屋区長 昼野区長
下町 区長 泉田区長