いま。つくりたいもの、伝えたいこと。
2011年 09月 25日
いわき市立美術館は、次のように案内しています。
『東日本大震災は、膨大な数の人々の生命と平穏な日常を奪い去り、日本国中を不安と喪失感で覆いました。未曾有の震災から半年を経て、日常を取り戻そうと歩みを進める人々が増える中、本展覧会では、いわきで被災した作家たちがそれぞれの「いま」を、自らが選ぶ手法によって表現します。
また同時に、同テーマで一般から広く公募した平面作品を展示します。彼らの多様な表現に目を凝らし、そこから伝わる声に耳をすませながら、芸術の持つ力について改めて考えてみませんか。 』
あれから半年が過ぎ、いわきの作家たちが、いわきの「いま」をどう表現したのか。
共通する被災体験と深い喪失感、原発の事故がつくり出した別の世界、日常に澱のように滞留する放射能の脅威、鎮魂と祈り、作家として、人間として生きる覚悟と決意。いま、ここに生きる私たちの共通の思いが表出している。
一見の価値があります。是非、お運びください。
いわき市立美術館は、JRいわき駅から徒歩12分。
〒970-8026 いわき市平字堂根町4-4 Tel:0246-25-1111
会館=午前9時30分から午後5時(入場は閉館30分前まで)
休館日=毎週月曜日(ただし、10月10日は開館し翌日休館)