脱原発福島ネットワークの総会
2012年 01月 23日
●2011年の活動報告と総括では、3月11日以降の原発震災への対応を巡って話し合われました。
①、東電への監視活動、抗議活動
・ 1月28日、福島第二原発3号機における原発運転延長に反対する申入れ、東京電力交渉。
・ 2月23日、福島第一原発1号機の40年超運転に反対し情報公開と県民説明会の開催を求める申入れ、東京電力交渉。
・ 3月11日、東北地方太平洋沖地震。福島原発被災。第一原発冷却材喪失事故により炉心溶融。
・ 3月12日〜14日、福島第一原発1号機、同3号機、水素爆発。
・ 3月23日、東京電力交渉、無期延期。
②、国、県への抗議要望活動
・ 4月4日、「福島原発震災に関する緊急要望書」管総理・海江田経産相宛の要望書提出。
・ 4月12日、「福島原発震災に関する緊急要請書」佐藤雄平知事宛の要請書提出。
③、脱原発集会等の開催など
・ 5月15日、「さよなら原発 放射能汚染のない平和な未来を求めるパレード!」の協賛のほか、県内各地での集会デモ等の共催、協賛。
④、各地への講師派遣
・ 4月3日、原子力資料情報室主催「緊急報告会「福島原発震災 —“いわき”からの報告—」ほか、新潟県、静岡県、広島県、佐賀県、愛知県、大阪府、群馬県など全国に派遣。
⑤、ハイロアクション福島原発40年実行委員会
・ 3月25日、緊急記者会見。
・ 3月26日、ハイロアクションオープニングイベント延期。
・ 7月18日、ハイロアクションオープニングイベント、シンポジウム「ふくしま原発とわたしたちの未来~原発震災の渦中から~」。
・ 8月4日、佐藤雄平知事宛「福島原発事故による放射線被曝の最小化等について要望書」(ハイロアクション)。
・3月台湾でのノーニュークスアジアフォーラムほか、各地への講師派遣。
●2012年の活動計画と具体化では、ハイロアクションの10月合宿会議を引継いで、二つのプロジェクトについて討議決定しました。
①東電告発プロジェクト
②被曝者援護法プロジェクト
①福島原発事故告訴(告発)については、以下について話し合い、刑事告訴を追求することになりました。
1.現状認識
2.刑事告訴と告発
3.東電株主代表訴訟 <福島県内の東電株主もこの訴訟に加わっています>
4.広瀬隆・明石昇二郎氏の告発状
5.どう取り組むか
告発内容/事実
重大な過失による傷害・致死(未必の故意)
放射能汚染による財産損壊
失業、耕作禁止などによる経済的破綻
避難生活による精神的打撃 健康障害 経済的損失
6.進め方
②被曝者援護法プロジェクトについては、3月10日に「3.10国民の生存権を守れ!(仮称)原発事故被曝者援護法の制定を求める集会」を、脱原発福島ネットワーク、ハイロアクション福島原発40年実行委員会、子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの3者で開催することを決めました。
・日時:3月10日(土)午後12時30分〜15時
・会場:福島県郡山市、ビックアイ 7階 市民交流プラザ大会議室(JR郡山駅西口)