いわき市鹿島町では、平成10年から矢田川沿いにさくらの苗木を植える「鹿島千本桜」の育成を続けてきました。この「鹿島千本桜」をぼんぼりでライトアップして、地域内外の交流と親睦を図る「かしまふれ愛さくら祭り」が開かれました。3回目になります。
昨14日から「かしまふれ愛さくら祭り」が鹿島ショッピングセンター北側駐車場と矢田川周辺で始まりました。昨年は原発事故で中止になり、今年こそと鹿島地区の住民が思いをこめて開催の運びに。実行委員会は「大震災と原発事故の問題をしっかりと受け止め、復興をもう一つのテーマに位置づけ、この地区に避難されている方々にも参加を呼びかけ」ての実施となりました。昨日は雨の中、前夜祭。午後4時の「黒潮流みつもり太鼓」からオープン。
今年は避難中の楢葉町の住民も参加して、「ラブ&ピース」や「よさこい楢葉天神龍舞」を披露しました。
よさこいのメンバーは、避難先の横浜や栃木、群馬からこの日のためにいわき鹿島に来てくれました。熱いものを感じます。
本日15日は、午前10時から午後5時まで、平三小のブラスバンドに始まり、潮見が丘小のジャズバンド、勿来や小名浜高のフラダンス、
そしてフリーマーケット、飲食ブースなど多彩な催しで一年ぶりのさくら祭りです。
鹿島地区地域振興協議会のかしまふれ愛さくら祭り実行委員会の主催。