平テニスコートの修繕・照明設置で要望
2013年 04月 30日
訪れたのは、西原いわきテニス協会理事長、星いわき市ソフトテニス連盟会長ら9名。年間8万人以上の利用者がある平テニスコートは、平成13年の改修工事後12年が経過して、当初16㍉であった人工芝の摩耗・損傷が著しく2〜3㍉程度となっており、「テニスはダッシュとキックのスポーツだが芝目がないのですべる」ことや、福島県の市営コートで唯一、夜間照明設備のないため、「昨年、今後東北大会はできないね、といわれた」など、平テニスコートの厳しい実情を訴え、その改善を求める要望を行ったものです。
加藤教育部長は、「趣旨はよくわかりました。現場をみて調査した上で、対応を検討します。8月末の全国高専大会向けて、やり方を相談しながら進めます。」と応えました。

いわき市長 渡辺 敬夫 様
いわき市教育長 吉田 浩 様
平素は、ソフトテニス・テニスの普及、発展に何かとご高配賜りまして誠にありがとうございます。
現在、いわき市には幼児から高齢者までおよそ5000人のソフトテニス・テニス愛好者がおり、生涯スポーツの一翼を担っております。
年間8万人以上の利用者がある平テニスコートは、平成13年に改修工事がなされ現在12年目を迎えております。その為に人工芝の摩耗・損傷が著しく、何度か修理をして頂いております。傷んだ箇所は人工芝を切り貼りして修繕をしてもらっていますが、コート内に段差が生じております。この段差や補充芝の質の違いで毎日のように、足をとられ滑って転倒する姿が見受けられ、このままでは怪我人がでることも予想され安全性が危惧されます。砂入り人工芝は全天候コートにもかかわらず、少量の雨でも試合中断を余儀なくされる事も多くなってきており、使用年数や全体の傷み具合から全面改修工事の時期が来ているものと思います。
今年の8月末には全国高専大会が平テニスコート開催され、全国各地から高専生がいわき市を訪れます。ベストの環境で大会が開催できるように、出来るだけ早くコート修繕をお願いいたします。
また、平テニスコートは、いわき市の中で一番コート面数が多く、中体連、高体連、社会人、ジュニアの大会会場となっており、年間を通して大会が目白押しです。土、日、祝祭日は大会開催で一般の利用は殆どできない状況が続いています。社会人が気軽にコートを利用できるようにするためには照明設備を整えて仕事帰りに汗を流せる環境にする必要があります。今回の全国高専大会では、日没で試合が日程どおり終了できないときは照明設備のある「南の森スポーツパーク」へ移動して試合を消化する計画を立てている状況です。福島県で照明設備のない市営コートは平テニスコートだけです。県大会より大きな大会を開催できるような施設状況ではありません。
大きな大会を招致することは、子供たちに夢を与え、未来のスポーツ環境の向上のためには勿論のこと、交流人口増加の観点からも、いわき市のためになることと思われます。大会開催に留まらず生涯スポーツとしてのソフトテニス・テニスの活動基盤となる平テニスコート環境設備のために大幅修繕と照明設備の設置をお願いします。
つきましては、下記の通り要望いたします。
《要望事項》
1 砂入り人工芝の大幅修繕をすること。
2 照明設備を設置すること。
いわき市ソフトテニス連盟会長 星 益稔
いわきテニス協会会長 渡辺 洋太郎
