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なこそ子ども元気パークなど質疑−7月臨時会

7月31日開催の7月臨時会での議案に対する総括質疑。質疑の詳細をご報告します。
項目は、以下の通りです。
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1、議案第2号 平成25年度いわき市一般会計補正予算(第3号)について
 
(1)歳出3款2項1目児童福祉総務費の児童福祉対策費の
   (仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業費について
(2)歳出6款3項4目魚市場費の地方卸売市場費の
    小名浜地域水産業施設復興整備促進事業費について
(3)歳出10款2項1目学校管理費の管理費の
    小学校耐震性貯水槽整備事業費について
(4)歳出10款2項1目学校管理費の管理費の
    小学校応急給水施設整備事業費について
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 35番、創世会の佐藤和良です。ただいまより、質疑を行います。

 大きな第一点、議案第2号 平成25年度いわき市一般会計補正予算(第3号)について、であります。

 一つは、歳出3款2項1目児童福祉総務費の児童福祉対策費の(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業費について、です。

1点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業について、整備目的は何か、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) (仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業は、子育て世帯が安心して定住できる環境を整え、地域の復興の促進を図るため、四季を通じて一年間活動できる屋内運動施設を中心とした施設整備を行うものであります。

2点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等の施設概要は、どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 屋内施設につきましては、「(仮称)子ども元気センター」として整備を予定しているところであります。
 その内容といたしましては、1階部分に乳幼児を持つ親子を支援する機能や小学生が放課後等に集まり学習等ができる機能を整備し、2階部分については、小学生高学年までの児童がその年代に応じて運動できる運動施設を整備することとしております。
 また、屋外の施設については、現在使用している遊具やバスケットコート等について改修を行い、機能充実を図ることとしております。
 なお、これら利用者の利便性を図るため、駐車場についても35台程度整備する予定としております。

3点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等の整備日程は、どうなっているか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 平成25年度におきましては、地質調査及び工事設計委託業務を行うこととしており、平成26年度から平成27年度にかけて、施設整備を行う予定としております。

4点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業費の地質調査委託の積算根拠どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 整備を予定している後宿公園内の植田中継ポンプ場を整備した際に行った地質調査の実績を基に、今回整備する施設規模を勘案して積算したものであります。

5点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業費の工事設計委託の積算根拠どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 工事設計委託の積算根拠につきましては、県の建築・設備設計監理業務委託料算定要領に示している建築物類から、類似用途としてのコミュニティーセンターに体育館を加えた複合施設として算定したものであります。

6点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業について、総事業費はどの程度か、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 地質調査及び工事設計の委託料については、今回、補正予算として68,245,000円を計上しているところであります。
 平成26年度以降に実施する工事費につきましては、工事設計に基づき詳細に算定することとしておりますが、全体事業費は、約8億円と見込んでいるところであります。


7点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等の利用対象は、どうなっているか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 屋内施設につきましては、未就学児から小学校高学年までの児童の利用を想定しているところであります。

8点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等の運営管理は、どのようにするのか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) (仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等は、子育て支援及び児童健全育成に係る機能と運動施設としての機能を併せ持つ新たな施設として整備を予定しておりますことから、その管理運営につきましては、事業内容等の詳細とあわせて今後検討して参りたいと考えております。

9点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等の整備にあたって、子どもを持つ親など市民意見はどのように聴取し反映するのか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 東日本大震災により植田児童館が被災し、その代わりとなる児童館を植田駅前に移管した際、平成23年9月及び平成25年1月に保護者等に対して利用に係るアンケート調査を実施したところであり、今回の計画にそれらを反映したところであります。
 なお、今後におきましても、時期を捉えて利用意向の把握に努めて参りたいと考えております。

10点目、(仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等の整備後、子どもの運動機会を確保するための屋内施設(子ども元気センター)の整備は、どのように考えているのか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) 屋内施設の整備につきましては、今回の施設整備による効果を検証した上で、子育て支援や児童健全育成の機能を有する施設の地区バランスや、助成制度の活用を視野に入れながら、今後検討して参りたいと考えております。

11点目、特定財源について、福島定住等緊急支援交付金だが、8月を目途に開始予定とされる第2回の計画募集について応募する考えなど、今後の対応はどうか、お尋ねします。
—答弁(保健福祉部長) (仮称)なこそ子ども元気パーク整備事業につきましては、第1回の募集において平成26年度以降の事業を含む全体事業計画を取りまとめ、国へ提出したところであり、今回、国から事業が採択され、平成25年度分として、地質調査や設計等に係る経費を対象とした交付額が内示されたものであります。
 今後につきましては、国は、平成26年度以降の事業計画について、事業の進捗に合わせながら、該当する計画を受け付ける方針としております。
このため、現時点においては、第2回の計画提出に関する時期、対象年度等の詳細が示されていないところでありますが、市としましては、国の方針が示され次第、すみやかに対応して参りたいと考えております。

 二つは、歳出6款3項4目魚市場費の地方卸売市場費の小名浜地域水産業施設復興整備促進事業費について、です。

1点目、小名浜地域水産業施設復興整備促進事業の地盤健全化工事の内容は、どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(農林水産部長) 小名浜地域水産業施設復興整備促進事業の地盤健全化工事の内容につきましては、現在、整備を進めている魚市場及び凍結品荷さばき施設の建設予定地の地盤が脆弱であることが判明したことを受け、国との協議を行い、復興交付金の効果促進事業を活用し、市が約60mの杭基礎による地盤健全化工事を実施するものであります。

2点目、小名浜地域水産業施設復興整備促進事業の冷凍・冷蔵施設生産ラインの整備内容は、どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(農林水産部長) 小名浜地域水産業施設復興整備促進事業の冷凍・冷蔵施設生産ラインの整備内容につきましては、沿岸漁業の操業自粛など本市の水揚減少が長期化するなか、カツオやサンマなどの回遊性の魚の水揚増を図り、安定的に水産物を流通させるため、現在、整備を進めている冷凍・冷蔵施設に、復興交付金の効果促進事業を活用し、自動化され効率的な選別・加工能力を有する生産ラインを市が整備するものであります。

3点目、小名浜地域水産業施設復興整備促進事業費の積算根拠は、どうなっているか、お尋ねします。
—答弁(農林水産部長) 小名浜地域水産業施設復興整備促進事業費のうち、地盤健全化工事につきましては、地盤健全化に必要な約60mの杭基礎などの施工に係る工事費として、4億2,716万円、工事に係る施工監理費として390万8千円、合わせて4億3,151万8千円となっております。
 冷凍・冷蔵施設生産ラインにつきましては、平成25年度から平成26年度にかけて整備いたしますが、原料魚の選別や、凍結した原料魚と容器の分離、鮮魚等を加工する各プラントを整備する工事費として整備費全体で6億3,564万4千円、今年度分が3億1,782万2千円となっております。

4点目、小名浜地域水産業施設復興整備促進事業の今後の見通しはどうか、お尋ねします。
—答弁(農林水産部長) 小名浜地域水産業施設復興整備促進事業のうち、地盤健全化工事につきましては、魚市場及び凍結品荷さばき施設の整備を控え、早期に完了させる必要があり、来年3月末までの工事完了を予定しております。
 冷凍・冷蔵施設生産ラインの整備につきましては、冷凍・冷蔵施設の整備に合わせ、来年9月末の整備完了を予定しております。

 三つは、歳出10款2項1目学校管理費の管理費の小学校耐震性貯水槽整備事業費について、です。

1点目、小学校耐震性貯水槽整備事業の概要は、どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(教育部長) 緊急時における応急給水拠点とするため、小名浜第三小学校の校庭の地下に、新たに耐震性の貯水槽を整備するものであり、通常は、配水管の一部として使用し、緊急時には、給水施設として使用できるものであります。

2点目、小学校耐震性貯水槽整備事業費の積算根拠は、どうなっているか、お尋ねします。
—答弁(教育部長) 小名浜第三小学校に耐震性貯水槽を整備するため、地質調査、敷地測量、詳細設計などに要する経費600万円を見積もったものであります。

3点目、小学校耐震性貯水槽整備事業の今後の見通しはどうか、お尋ねします。
—答弁(教育部長) 本事業のスケジュールにつきましては、今年度中に設計を行い、来年度、工事を実施し、平成27年4月の供用開始を予定しております。
 なお、本事業の対象となる学校施設は、小名浜第三小学校のみとなっております。

 四つは、歳出10款2項1目学校管理費の管理費の小学校応急給水施設整備事業費について、です。

1点目、小学校応急給水施設整備事業の概要は、どのようなものか、お尋ねします。
—答弁(教育部長) 緊急時における応急給水拠点とするため、中央台の配水池から、耐震性の配水管が整備されている鹿島小学校の敷地内に耐震性の給水管と給水施設を整備するものであります。

2点目、小学校応急給水施設整備事業費の積算根拠は、どうなっているか、お尋ねします。
—答弁(教育部長) 耐震管の敷設及び給水施設の設置工事に要する経費950万円を見積もったものであります。

3点目、小学校応急給水施設整備事業の今後の見通しはどうか、お尋ねします。
—答弁(教育部長) 本事業のスケジュールにつきましては、本年9月に着工し、来年4月の供用開始を予定しております。
 なお、応急給水施設については、平第六小学校への整備についても、検討しているところであります。
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by kazu1206k | 2013-08-03 16:07 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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