原発事故被害者の救済を求める全国運動の記者会見
2013年 08月 21日
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報道各位
「原発事故被害者の救済を求める全国運動」キックオフ記者会見のお知らせ
東京電力福島第一原発事故は、事故以来2年以上が経過しても、いまだ大量の汚染水の流出が続いており、収束の見通しがたっていません。先のみえない状況に原発被害者は、心理的にも経済的にも追い詰められ、疲弊と困難を極めています。
こうした中、昨年6月に制定された「原発事故子ども・被災者支援法」は、被害者一人ひとりの選択する権利を保障し、幅広い支援策を講じることを定めていますが、未だに実施されていません。
また、原発事故の被害についての損害賠償の請求権が、来年3月には時効消滅してしまうという問題があります。現在の法制度では、救済されない被害者が数多く存在します。賠償請求の時効問題を抜本的に解決するための特別な立法が必要です。
これらの問題を解決するため、福島県内外の当事者や支援者、弁護士などの幅広い連携による「原発被害者の救済を求める全国運動」を立ち上げました。国に対して、支援法の実施や、損害賠償請求の時効問題の解決を求めていきます。ぜひご取材ください。
◆日時:8月26日(月)15:00~16:00(15分前からロビーにて通行証を配布)
◆場所:参議院議員会館B107
◆内容:「原発事故被害者の救済を求める全国運動」の目的、活動内容について
(9・21福島集会/請願署名など)
原発事故子ども・被災者支援法の現状について
原発事故被害の損害賠償請求権の消滅時効について
◆出席者:
佐藤和良(いわき市議)
長谷川克己(福島から静岡に避難)
海渡雄一(弁護士/日本弁護士連合会 東日本大震災・原子力発電所事故対策本部副本部長)
河崎健一郎(弁護士/福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク)
落合恵子(作家 調整中)
満田夏花(FoE Japan)
◆全国運動呼びかけ人:伊藤恵美子(子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク代表)/海老原夕美(日本弁護士連合会副会長)/落合恵子(作家)/鎌田慧(ルポライター)/亀山ののこ(写真家)/河崎健一郎(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク共同代表)/木田光一(福島県医師会副会長)/栗田暢之(レスキューストックヤード代表理事)/小池達哉(福島県弁護士会会長)/佐藤和良(いわき市議会議員・原発事故子ども・被災者支援法推進自治体議員連盟共同代表)/佐藤健太(飯館村村民)/高野光二(福島県議会議員)/中手聖一(原発事故子ども・被災者支援法市民会議代表世話人)/長谷川克己(福島から静岡に避難)/藤田和芳(株式会社大地を守る会代表取締役)/増田薫(放射能からこどもを守ろう関東ネット代表/丸山輝久(原発被災者弁護団弁護団長)/満田夏花(国際環境NGO FoE Japan理事)/武藤類子(福島原発告訴団団長)/山澤征(南相馬市小高区行政区長連合会会長)/山本伸司(パルシステム生活協同組合連合会理事長)/湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)
◆連絡先
(福島)福島県いわき市平梅本21 いわき市議会創世会 佐藤和良
TEL:0246-22-1111(代表)内線4132
(東京)東京都豊島区池袋3-30-22-203 FoE Japan TEL: 03-6907-7217
携帯:090-6142-1807(満田)