水石山が雪化粧、モズが来た、来た。
2005年 12月 05日
12月5日、水石山が雪化粧。
「チョットオ、オトーサン」、カミサンの声。トーンがイヤに甲高い。
4年前、上蔵持の滝浪の堤で、カワセミを見つけたときと同じ声色。
この声の調子、もしかしてまた、何か鳥を見つけたかしら?
「ドーシたあ」と、私。「モズが来たっ」とカミサン。
どれどれと、身を乗り出すと、庭のりんごの木から柿ノ木に、「あっ、モズだ」。
柿の木の枝の上で、その鋭いくちばしで何か、餌をついばんでいる感じ、雄だ。
双眼鏡で覗くと、茶褐色の頭、黒い過眼線、背中は青灰色、腹は橙褐色、尾は黒褐色で長い。
図鑑どおり、初列風切基部に白斑が目立つ。
他の野鳥の鳴き真似が上手いので百舌(もず)と呼ばれ、
昆虫やミミズ、カエルやヘビも食べ、
冬に捕らえた獲物を木の枝や鉄条網などに串刺しにする
「はやにえ」の習性も有名だ。
今朝も、ふっくらお腹で、尾をまわすように動かすのがかわいいモズ君。
その割に、するどいくちばし、20センチの小型の猛禽。
なかなかのヤツです。
今年は、水石山の初冠雪とともに、我が家の庭にやってきました。
http://www.gt-works.com/yachoo/zukan/tori/mozu/mozu.htm