9月14日、15日の両日、いわき市の小名浜港アクアマリンパークで、福島県の「地域のたから」伝統芸能承継事業『ふるさとの祭り2013』とカジキ料理を発信する『カジキグルメサミット2013』が開かれている。
『ふるさとの祭り2013』のふるさとの芸能公演。テーマは、「震災からのこころの復興」。
最初は、いわき市の「大國魂神社の大和舞」。
いわき市平菅波の大國魂神社に伝わる出雲流神楽で、大和舞伝承会が猿田彦舞と恵比寿舞を披露。
二番手は、浪江町の「大堀の神楽」。双葉郡浪江町大堀地区の愛宕神社の大堀神楽は、元旦と夏例祭に奉納されてきた。
原発事故で帰宅困難区域となった大堀地区。神楽を舞った大堀芸能保存会の住民の方々も全国の避難先から駆けつけた。
三番手は、会津若松市の「会津磐梯山 かんしょ踊り」。
会津民謡の代表格、会津磐梯山踊りの起源と言われる「かんしょ踊り」。「かんしょ」とは、会津弁で「一心不乱、無我夢中になる様子」のことで、「かんしょ踊り」は言葉通り、とてもリズミカルで躍動的。
かんしょ踊り保存会のみなさん。とてもよかった!
カジキ料理を発信する『カジキグルメサミット2013』は、グルメ屋台の大賑わい。磐城農業高校の生徒の皆さんさんのカジキドッグは長蛇の列。
マイトクジのカジキバーガー。
カジキタルタルロールパンも美味い。
こどもランドでは、カジキかぶとの手作りもできる。
アクアマリンふくしまのこども漁業博物館「うおのぞき」には、4m近いカジキの実物骨格の展示も。