2月22日、いわき市文化センターで「第17回いわき地区障がい者就労支援セミナー」「ともにはたらく、ともにかがやく」が開催されました。「いわき市障がい者職親会」の主催です。
職親会は、いわき市内の障がい者を雇用する事業者、福祉施設、教育機関及びその他で組織され手いる団体。公共職業安定所や福島県、いわき市、いわき市社会福祉協議会等と連携しながら、いわき市における障がい者の雇用促進を図り、障がい者の自立をめざし事業を進めています。
セミナーは、毎年開催されており、今年で17回目になりました。
午前10時の開会式にはじまり、午前中は、3人の方が勤続奨励賞を受賞し表彰を受けました。
また、「私たちの声」と題して、3名の就労する障がい者が働くことや仕事に対する体験発表を行いました。スーパーのドライ部門の仕事しているKさんは、高校時代の職場体験、新しい社会人としてのワクワク感と緊張、仕事での失敗談やお年寄りが探している商品に案内できるようになったことなどを話し「もっといろんな仕事に挑戦したい」と話していました。また、Nさんは、体調を崩し前の職場に復帰がままならなかった経験、体力づくりをしながら、焦りと働くことへの不安を克服して、現在の職場で「私が私であること」「自分の可能性を広げること」「自分の中にある偏見と闘ってきた」ことなどを話しました。3人ともとても輝いて、生きておられました。多くの学びができました。ありがとうございます!
午後は、「精神障がい者の就労支援について」と題して、NPO法人大阪府精神傷害者就労支援センター理事長でくすの木クリニックの田川精二院長が講演、その後「精神障がい者の就労支援を支える」シンポジウムが行われました。