何とかなんない?議会の総括質疑
2005年 12月 14日
12月議会も明日が最終日です。
12月10日付けのいわき民報「記者席から」に、「さらなる議会改革」と題する、次のような記事が載りました。
「市長提案要旨説明や議案に対する総括質疑は、かつての一般質問と同様の方式がとられている。質問項目が多すぎてわからないという声が多く聞かれる。」「総括質疑には再質疑、再々質疑もある。疑問点を突く点から総括質疑は重要である。総括質疑にも一般質問同様、1問1答方式を導入し、市民にわかりやすい議会にすべきと思う」。
この記事のとおり、総括質疑は議員のすべての質問が終わってから、執行部が一括して答えるため、聞いている議員も、かなり判りにくいものです。しかも、質問順に回答するのではなく行政の組織順に答弁するため、傍聴している市民にはなおさら理解しにくくなっています。
写真は、12月定例会での私の総括質疑の様子です。
ちなみに、今回は、指定管理者制度に伴う市情報公開条例や分娩介助料の
改定に伴う市病院設置条例の改正案、いわき金成公園整備事業(旧サイクルパーク整備事業の後継事業)などを質しました。
総括質疑は、執行部の報告や議案について、委員会に付託する前に疑問点を質し、問題点や課題を明らかにする大事な議論の場です。
この際、指摘されているように、総括質疑にも1問1答方式を導入し、市民にわかりやすくすることも必要ではないでしょうか。