五月の庭

今年の立夏は、5月5日。二十四節気の一つで、夏に入る。春分と夏至のちょうど中間。気候としては、まだ肌寒い感も残り、本格的な夏はまだまだだが、カエルの声やキジのケーンという甲高い鳴き声、からっと晴れた日差し、風薫る季節を感じさせる。
2日、出張から戻ったら、庭のシャガが淡紫の花をつけていた。になみに、シャガはアヤメ科。花言葉は「抵抗」「決心」など。ハッカクレンの花の莟も大分膨らんできた。
4日、結構冷えてきた夕方の庭。スズランが、かわいい花をいっぱいつけた。草丈は15センチ程だが、匂いはなかなかきつい。ハナイカダは、一見、葉の上に花が咲いているように見える。名の由来は、花の載った葉を筏に見立ててついた。アヤメ科の草丈が低いヒメシャガ。やっと出てきた感じだ。