ストップ汚染水!署名にご協力を!
2015年 04月 28日
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東京電力原子力災害は収束への道筋すら見えない状況が続いていますが、なかでも、放射能汚染水による海洋汚染の問題は、放置できない状況となっています。
東電、政府、原子力規制委員会の対応策では、さらに大量の放射性物質が海へと流れだし、際限なく海が汚染されてしまうでしょう。
Change.orgにて、ストップ汚染水!ネット署名募集を開始しました。
http://chn.ge/1Fpg9VK
汚染水の問題については、これまでも、いくつもの署名や要請行動がありました。人々のこの大きな努力に続いて、再び、みなさんの多くの声を集めて、東京電力、政府、原子力規制委員会が、抜本的な対応をとるように、動かしていきたいと思います。
6月末までの、短期間でのネット署名になります。英語版、ドイツ語版も、準備でき次第署名開始いたします。
みなさま、ご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします!
ストップ汚染水!キャンペーン
(脱原発福島ネットワーク、ハイロアクション福島、原子力資料情報室、原子力規制を監視する市民の会、美浜の会、グリーン・アクション)
ブログ http://stoposensui15.blogspot.jp/
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ストップ汚染水!署名にご協力を! http://chn.ge/1Fpg9VK
海はあらゆるいのちの源です。
これ以上の放射能を海へ流さないでください。
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2011年3月11日から4年以上もの間、大量の放射性物質が、大気中のみならず、海洋に流出し続けています。しかし、東京電力と政府、原子力規制委員会は、効果的な汚染水対策をとることに失敗し続けているばかりか、放射性物質が大量に含まれている処理水を海洋へ放出する計画を進めています。さらに、汚染水流出の監視を怠り、東京電力は事実の公開をしないでいたということが最近明らかになりました。
このままでは、日本を取り巻く海は、際限のない放射能汚染にさらされてしまうでしょう。近くには、世界三大漁場の一つがあります。福島第一原発専用港湾周辺の魚から高濃度の放射性物質が検出
されています。
放射性物質は海流に乗って世界の海へと運ばれます。先日ついに、福島原発事故で放出されたセシウムが、太平洋を越えてカナダの海岸で確認されました。カナダの専門家は「これは間違いなく、事故によるものでは歴史上最悪の放射性物質の海洋放出だ。今後も注意深くモニタリングする必要がある」と述べています。
福島第一原発からのこれ以上の海の放射能汚染を見過ごすことはできません。
ひとたび拡散されてしまえば、放射性物質を回収することはほぼ不可能であり、半永久的に、様々な生物・人間に悪影響を及ぼし続けるでしょう。この問題への対応は、流出そのものを止めることが最優先されるべきです。そしてそれを実現できるのは、“いつか未来の誰か”ではなく、“今、私たち” です。
東京電力、日本政府、原子力規制委員会が、責任ある汚染水対策と事故対応を実施するよう、この署名への皆様のご参加をお願いいたします。
私たちは、東京電力、日本政府、原子力規制委員会に対して、以下のことを要請します。
1. 東京電力は、放射能汚染水の排水路から湾外への流出、およびサブドレン・地下水ドレン・汚染水タンクからの汚染水(処理水を含む)の海洋への漸次放出を止めてください。
2.原子力規制委員会は、東京電力に上記を実施するよう指示してください。
3.東京電力と日本政府は、福島第一原発の汚染水対策について、「凍土遮水壁」やトリチウム水を含めて、抜本的に再検討し、実効性ある安全な方法を選択してください。
4.日本政府は、福島第一原発事故による汚染水対策に関するあらゆる情報を迅速に多言語で情報公開してください。
5.原子力規制委員会は、原発再稼働のための適合性審査を中止し、福島原発事故対策を最優先して取り組んでください。