22日に福島第一原発1号機の現場調査報告会
2015年 05月 07日
●日時 5月22日(金)午後6時30分から
●場所 いわき市文化センター大講義室
福島県いわき市平堂根町1-4
●講師 田中三彦さん
1968年東京工業大学工学部卒業。バブコック日立入社、福島第一原子力発電所4号機などの原子炉圧力容器の設計に関わる。サイエンスライター、翻訳・科学評論を執筆。元東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員(国会事故調)、新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会委員。
●内容 ・福島原発事故の現状評価
・福島第一原発1号機原子炉建屋4階の現場調査の検証結果
・今後の課題
●主催 脱原発福島ネットワーク
2011年12月、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員(国会事故調)が発足。東電福島原発爆発事故の調査に着手した。
調査過程の作業員ヒヤリングで「地震直後F1-14階で水の噴出の事実」を把握。
津波に襲われる前に水の噴出があったのか。地震動により何処かが損傷、破損した可能性を意味している。事故原因は津波だけだったのか。津波対策だけでよいのか。津波以前に設備、機器、配管が損傷、破損していれば、設備、機器、配管等の耐震性の問題になる。全原発の耐震性が、耐震計算方法から耐震設計、耐震施工法まで見直さなければならなくなる。
田中三彦さんら国会事故調査委員会は、1号機の現場検証を求めたが、東電の虚偽説明により、現場検証を断念した。しかし、今年2月田中三彦さんは、とうとう新潟県の調査委員会として、1号機の現場検証を実施した。田中さんが現場で何を見、何を感じたか。田中三彦さんの報告会を行います。皆様の参加をお待ちしております。