市議会6月定例会が閉会
2015年 06月 26日
いわき市議会6月定例会は、「市客引き行為等の防止に関する条例の制定」や総額約16億9600万円の平成27年度補正予算など市長提出の議案など40件と議会提出の会議規則改正案及び3意見書を可決しました。
可決された議案は、風俗営業に係る客引き行為を防止するために区域を指定して罰則を設ける「いわき市客引き行為等の防止に関する条例の制定」のほか、難病及び小児特定疾病の医療費助成の法定化による対象疾病の拡大に伴い見舞金の額が引き下げとなる「いわき市特定疾患患者見舞金支給条例の改正」、国民健康保険税が所得割額の税率改正により一人当たり4,133円税額引き下げとなる「いわき市国民健康保険税条例等の改正」など条例改正が10件。
勿来火葬場の改築工事費の補正による整備事業費や個人番号カード(マイナンバーカード)交付事業費、新舞子の人工芝サッカーグラウンドに夜間照明設備等の整備事業費、震災により被災した消防団施設・機械を復旧する整備事業費など総額約16億9600万円の一般会計の補正など補正予算が3件。
他に内郷・湯本線(仮称)堀坂トンネル新設工事や小名浜背後地整備事業の津波避難立体歩行者通路建築・設備工事、いわき陸上競技場改修工事等の工事請負契約10件、などです。
わたしの所属する創世会は、「いわき市特定疾患患者見舞金支給条例の改正」について、いわき市腎臓病患者友の会が市長に要望書を提出するなど、患者のみなさまが見舞金の金額を現行のまま継続するよう求めていることから、引き下げ案に反対しました。
また、個人番号カード(マイナンバーカード)交付事業費については、国の法定受託事務ですが、現状では、125万人の個人情報が流失し、「なりすまし」事件が発生した日本年金機構情報流出事件のような事案発生の可能性が否定できず、個人情報の保護に万全を期すことができないことから、個人番号カード(マイナンバーカード)交付事業費を含む一般会計補正予算案に反対しました。