「子ども・被災者支援法」基本方針改定で政府交渉
2015年 07月 24日
7/29 「子ども・被災者支援法」基本方針改定 に関する政府交渉と記者会見
~支援対象地域の縮小・撤廃、避難者切捨ては法を踏みにじるもの~
復興庁は、「被災者生活支援等施策の推進に関する基本的な方針の改定(案)」を発表し、2015年8月8日までパブリック・コメントに付しています。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=295150710&Mode=0
この中で、復興庁は、線量が低減したとして、「避難指示区域以外から避難する状況にはない」とし、支援対象地域を今後、縮小・撤廃していく方向性を示しています。しかし、実際には、避難指示区域にも汚染は広がっており、復興庁の方針は事実に反するのみならず、避難者を切り捨てるもので、「20mSvを下回るものの、一定の線量以上の地域」を「支援対象地域」として、政府の避難指示区域以外からの避難者・居住者・帰還者を、国の責任により支援していくという、「子ども・被災者支援法」の本来の規定に反するものです。
こうした点について、規制庁・復興庁と意見交換を行います(調整中)。また、記者会見を開催します。
ぜひ、ご参加ください。
http://www.foejapan.org/energy/evt/150729.html
↑いくつか議論のポイントを紹介しています
◆日時:2015 年 7 月29 日 (水)10:00~13:30
※9::45からロビーにて通行証を配布します
10:00~10:25:参加者事前打ち合わせ
10:30~12:00:意見交換会(=政府交渉)※復興庁・規制庁(調整中)
12:15~13:30:記者会見
◆場所:参議院議員会館B107(最寄り駅:東京メトロ・永田町、国会議事堂前)
◆内容:意見交換は、事前に提出した質問書に沿って行います。
質問書(PDF)末尾に掲載。
http://www.foejapan.org/energy/evt/pdf/150729_questionnaire.pdf
※記者会見には、福島からの自主的避難者、弁護士、測定専門家、支援者が参加予定です。
◆資料代:500円 (遠方の方々の方々の交通費をまかなうためのカンパ歓迎!)
◆主催/問い合わせ:FoE Japan 090-6142-1807(満田)
※こちらもぜひ!
FoE Japan 声明:「子ども・被災者支援法」基本方針の見直しについて
~法を無視した「基本方針」は許されない~
http://www.foejapan.org/energy/news/150710.html
OurPlanet-TV 「自主避難者の支援は不要」~規制委・田中委員長がお墨付き
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1948