新年は、行事の季節です。1月4日の御用始め、新年の御挨拶まわり、5日のいわき市といわき商工会議所の実行委員会による恒例の新春市民交歓会、6日は「小寒」、鹿島町船戸の若宮八幡神社の正月祭、7日午前、上矢田の鹿島神社で祈年祭・祈祷祭、午後は鹿島町下蔵持の「酉小屋」で前夜祭、8日早朝、酉小屋のお焚き上げと続きました。

7日午前、上矢田の鹿島神社で祈年祭・祈祷祭。鹿島神社は、延喜式に記載のある「式内社」、磐城郡七座の一つ。拝殿での護摩を焚いての祈祷が1時間程。今年の護摩は、火の勢いがいい、とのことでした。

7日午後、鹿島町下蔵持の「酉(とり)小屋」へ。かしま学童のこどもたちがいっぱい訪れていました。酉小屋の中では、囲炉裏で焼いたお餅や、田楽などがふるまわれており、子どもたちも大喜びでした。

鹿島地区地域振興協議会は、7日夜は前夜祭を行い「子どもたちに楽しんでもらい、伝統行事を伝えたい」と盛り上がりました。

8日午前6時から火入れ式、焚き上げ。風のない好天とはいえ厳しい寒さ、地元消防団が待機する中で、火入れ。勢い良く、酉小屋は燃え盛り、正月様を送りました。

今年の無病息災を祈り、長い竹の先に餅をつけて、この火で餅を焼いて食べました。一年間風邪をひかないといわれています。