沖縄米軍属事件、地位協定の改定求める決議
2016年 05月 25日
こうした抗議決議や意見書を可決する動きは、沖縄県内各市町村に広がり、女性の出身地の名護市、那覇市、金武町、西原町、南風原町などの各議会が全会一致で可決。県町村会、北部市町村議会議長会も抗議決議で在沖米軍基地の整理縮小や日米地位協定の抜本的な改定を求めた。那覇市議会は「米軍人・軍属の犯罪におびえて暮らさなければならない日常はあまりにも異常だ」と訴え、名護市議会は「綱紀粛正や再発防止について、米軍司令官らが真摯に対応していないことは明らかだ」と指弾している。
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は25日午後、事件に抗議する緊急抗議集会を開いた。