甲状腺検診の維持・拡充求め請願
2016年 10月 04日
この請願の常任委員会審査が10月7日(金)11:00から、福島県議会福祉・公安委員会で行われます。傍聴のご案内が届きました。
10月7日(金)11:00~
福島県議会福祉・公安委員会
福島県民健康調査における甲状腺検診で、検査規模の縮小ではなく、検査の維持を求めることに関する請願書
平成28年9月
福島県議会議長 杉山 純一 様
請願者 甲状腺検診の維持・拡充を求める会
代表者 郡山市朝日1-5-16-601 野口 時子
福島県民健康調査における甲状腺検診で、検査規模の縮小ではなく、検査の維持を求めることについて
<請願の趣旨>
私たちは、福島県小児科医会が「甲状腺検査規模の縮小」を県に要望しているという報道を知り、大きなショックを受けています。甲状腺検診では、子どもたちや保護者たちに一時的な不安がかかることも理解できますが、早期に甲状腺がんを発見して適切な治療を受ける機会を失ってしまうことは、一時的な不安以上の苦しみを、後々子どもたちに強いることにつながります。検査規模の縮小は「早期発見・早期治療」という医療の原則に逆らうものです。
また、甲状腺がんがあたかも軽微な病気であるような言説が広まり、「検診を受けなくても大丈夫」といった認識が広まることにも危惧を感じています。受診率が下がらないよう、検査を受けやすい環境を整えていくことが必要です。
そこで、これからも検診の規模縮小は行わず、維持していくようお願いいたします。さらには受診率の向上につながるよう、尽力いただけるよう要望いたします。
<請願事項>
1.甲状腺検診の維持に尽力ください。
2.甲状腺検診を受けやすい環境整備に取り組んでください。
3.甲状腺がんに対する正しい情報発信をお願いします。
以上