今年も「酉(とり)小屋」ができた
2016年 12月 26日
鹿島地区地域振興協議会の「歴史と文化委員会」が、2009年に復活させ、今年で6回目になります。12月18日に篠竹などを切り出しておき、この日、地区の有志が酉小屋を完成させたものです。
酉小屋は、福島県浜通り地方の正月伝統行事です。正月近くに、田んぼの中に竹や木で小屋を作り、小屋の中に神棚を設け囲炉裏をきり、子供が中に入って、餅を食べたり甘酒を飲んだりします。小正月に小屋を燃やし神様が煙とともに天に帰るとされ、この火で餅を焼いて食べると風邪をひかないといわれています。
新年1月7日昼は子どもたちをご招待、夜8時まで前夜祭を行い、1月8日午前6時から点火式、お焚き上げを行います。みなさまの参加を呼びかけています。
*場所 いわき市鹿島町下蔵持字八合地内、県道常磐江名港線沿いの休耕田