行政視察、提案型保健福祉サービス
2017年 02月 02日
⑴保健福祉窓口における提案型保健福祉サービスについて
⑵相談支援包括化推進委員について
佐賀市では、これまでも市役所にハローワークの就労支援窓口の設置するなど、市民のニーズに応える事業展開を行っています。この「保健福祉窓口における提案型保健福祉サービスについて」についても、現市長の選挙におけるマニュフェストで、『「個人」から「世帯」へ 「受付」から「提案」へ 最適な福祉サービスを提案できる 優しく便利な窓口を目指します』の実現として、事業化が図られているとのことでした。
①サイン計画ー全長150メートルになる市民窓口
ーコンセプト、やさしさとおもてなしを感じる空間
ーゾーニング、相談室、相談窓口、こども関連手続きゾーン
ー窓口サイン、課名はいれない「福祉のこと」「年金のこと」
②ユニバーサルプランー物は動かさずに、人が動く
ーデスクサイズ、席数、可変可能スペース
③保健福祉総合システム
ー特徴 ⒈受給中事業の把握
⒉受給可能な事業の提案
⒊実施事業のガイダンス表示
⒋相談記録の共有
ー目的
・現状の問題点ー所管課は個々の相談ケースに対応、「世帯」に視点おいた対応は不十分だった
・解決法ー世帯状況に視点、問題の根本を横断的に見る、最適な福祉サービスを提案、未然の防止・扶助費の抑制
・気づきのツールー声かけをすべき市民であるか否かの判断をおこないます
④保健福祉総合システムを活用した職員連携
⑤関係機関との連携ー多機関協働による相談支援包括化推進事業 H28.9-開始
国のモデル事業として、実施主体は市、事業委託先は市社会福祉協議会です。
⑤疔外機関との連携
ー相談支援包括化推進委員の2名配置
ー相談支援包括化推進会議
ーみんなで取り組む地域づくり〜各主体の役割
*相談支援包括化推進委員モデル事業、5千万円、4分の3が国の補助
*生活困窮多重者会議の設置、2年前
ー生活困窮、こどもの貧困、多重債務の担当者の横断的調整を行う
ーつなぎシートを検討
*福祉協力員制度
ー自治会毎の設置、民生委員や行政につなぐ役割。研修費程度の費用負担。
*あんしんナビの配布
ー民生委員、地域の活動者に配布。
*コミュニティソーシャルワーカー
ー今年から社協で2名配置。社協で拡大の予定。