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第19回障がい者就労支援セミナー

 2月25日、第19回いわき地区障がい者就労支援セミナーが、「ともにはたらく、ともにかがやく」のスローガンのもと、いわき市文化センターで開催されました。いわき市障がい者職親会の主催です。今年のテーマは、精神障がいのある方の就労支援。
 開会式では、石山会長のあいさつに続いて、いわき市長代理のいわき市産業振興部長、平公共職業安定所所長、福島県中小企業家同友会いわき地区会長代理、いわき市社会福祉協議会会長などがあいさつ。続いて、10年の永年勤続者特別賞表彰、勤続奨励賞表彰が行われました。
 講演では、「可能性は無限大〜出来ることから始めよう〜」と題して、講師の車椅子バスケットボール選手 上村千佳さんが講演しました。
 上村さんは、1988年ソウル大会から2004年アテネ大会までパラリンピックに5回連続出場して、2000年シドニー大会では得点王、リバウンド王に輝き銅メダル獲得に貢献しました。そして、今も競技活動は続けています。現在、郡山市在住です。
上村さんは、高校卒業後、郷里の石川県から上京し、管理栄養士を目指して専門学校に入学。その寮で階段を踏み外して転落落下、骨折して車椅子生活になりました。学校からは、やんわりと自主退学を進められ、大学進学をめざしましたが、車椅子受験の壁で諦めざるを得ませんでした。家庭の事情も考えて就職することを決め、所沢の訓練センターで車椅子バスケットに出会います。しかし、想像以上の壁が次々と現れたといいます。
 上村さんは、車椅子バスケットに出会って、あきらめないこと、できないことも発想を変えて工夫をすることを学んだといいます。世界中に友だちが出来たことや、妹さんが車椅子のカナダ人のアスリートと結婚したことも話されました。
 午後、シンポジウム「精神障がいのある方への就労支援について〜そこで働き続けるために〜」などが開催されました。
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by kazu1206k | 2017-02-27 06:06 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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