鹿島公民館大講堂の落成式
2017年 04月 30日
施設は、面積約250㎡で鉄骨造平屋、講堂187㎡、研修室、男女トイレ、手動式の壁面収納ステージと音響設備を供え、事業費は100,889千円、「生活拠点における交流促進事業県補助金」。
鹿島地区住民の長年の要望活動を踏まえ、生涯学習施設の拡充と双葉郡からの避難者の交流、地域コミュニュティ醸成を目的に、昨年10月から建設が進められ、大講堂を増築したものです。
わたしもテープカットさせていただき、鹿島ウクレレクラブのみなさんがウクレレの演奏とフラダンス、大熊町の藤華会のみなさんが相馬民謡で華を添えていただきました。いよいよ5月から、待ちに待った供用開始です。
これまで、鹿島町の地区住民は、平成14年から平成18年にかけて市政懇談会等での要望や要望書を提出して、鹿島公民館西側の敷地に公民館に併設する公共施設や講堂等の増設について要望してきました。
平成26年9月には、あらためて、各区長、地区内各種団体、子供会、公民館利用サークル、地域振興協議会・各委員会など地区内各団体を対象にアンケート調査を実施しました。その結果を基に、「地元及び近隣住民に幅広い生涯学習の場を提供すると共に、当地区の地域コミュニテイーの醸成を促進させるものとして、鹿島公民館への多目的ホール等施設の拡充整備を要望致します」と地域の意見を集約して、鹿島地区のまちづくりを進めている鹿島地区地域振興協議会、ネーブルシテイかしま、鹿島町区長会など鹿島町の代表が市長を訪問、鹿島公民館の拡充整備について要望書を提出しました。
これを受けて、わたくしも同年9月、いわき市議会定例会で質問を行い、市は検討を約束、その後も協議を進め、今回、鹿島公民館大講堂の整備として、住民の願いが実現したものです。