川前地区まちづくり懇談会
2017年 05月 28日
「夢あるまち つくろう川前の明日へのみち」がテーマ。大川原社会福祉協議会川前地区協議会会長の開会の挨拶の後、清水市長は、JR磐越東線川前駅を地域活性化の基軸として、川前駅のリニューアルに合わせてトイレリニューアルやふれあい交流館を整備したことや、今後のいわきの里鬼ヶ城のリニューアル計画などを報告しました。
地区を代表して、根本川前地区区長会会長が「6つの提案を市政に反映してほしい」とご挨拶して懇談に入りました。住民提案に対して、市の部長が概要以下のように説明していました。
・懇談
⒈道路の維持管理と改良について 川前第14区長
ー市道は維持管理?
〜地区内約77キロメートル、週2回道路巡回パトロールで対応している。
ー県道、主要地方道小野四倉線2キロ区間の拡幅要望
〜生活・観光交流道路として重要性と理解している。
一般県道神俣停車場川前線及び一般県道上川内川前線の拡幅の要望
~冬季路面凍結対策で樹木伐採して対応したい。
⒉交通弱者対策について 川前第8区長
川前地区人口数ピークの3分の1
ー農産物直売所の開設は?
〜「直売所ステップアップ事業」で支援したい。
ー運転免許証自主返納対する公共交通の費用タクシー券の補助は?
~中山間地域の暮らしを支える庁内検討会議、地域交通検討プロジェクト会議で6月に方針をまとめたい。
⒊いわきの里鬼ヶ城を中心とした地域振興について 川前そば打ち研究会会長
ー市の考え方は、都市部からの交流人口増加。地域に密着した地元主体の考え方は?
〜ドッグラン等の施設整備でリニューアルを図る。
ー地域おこし協力隊(配置1人)の人員拡大要望
〜まず定住定着めざしたい。
⒋川前地区における救急医療について 川前町婦人消防隊
ー救急出動の現場到着、病院到着とも、都市部と比較して、それぞれ約7分、30分遅い。
〜搬送先は、6割が近隣町村の平田村と小野町
⒌情報インフラの整備について 農業赤塚さん
ー光ファイバー網の整備できないか?
〜情報通信格差是正事業で対応したい。
ー市の地域イントラネットの開放できないか?
ー携帯電話の不感地区の解消、携帯情報端末の活用が可能となるように要望
⒍イノシシ対策について 川前第7区長 猟友会員
ーイノシシ対策の現状は?
〜市内の生息数約9,500頭と推定。平成28年度市事業の捕獲3,479頭、県事業で捕獲約1,000頭。
ーハンター育成、川前支部ピーク時50人現在10人。
ー狩猟免許の取得に対する助成制度、駆除専門の職員ハンターの採用要望
