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7.18東電交渉、川村会長のトリチウム水海洋放出発言の撤回を!

脱原発福島ネットワークから、再開第35回東電交渉のお知らせです。

再開第35回東電交渉は、7月18日(火)です。
今回は、冒頭「川村会長のトリチウム水海洋放出発言の撤回とトリチウム水の安全な保管を求める要請書」を提出します。
また、前回提出の「福島第一原発事故収束作業等に係る被曝労働者の待遇改善を求める要請書」への回答と質疑を行います。

東京電力福島第1原発事故のトリチウム汚染水の海洋放出について、東京電力の川村隆会長は、13日までに報道のインタビューに「判断はもうしている」と述べ、海に放出する方針を明言しました。
トリチウム汚染水については、昨年4月、経済産業省の汚染水処理対策委員会「トリチウム水タスクフォース」が、タンクに貯蔵されているトリチウム汚染水の処分方法を、コストや処理期間などを
試算の結果、海へ流すことが最も短期間で低コスト処分できると発表して、汚染水処理対策委員会に判断を委ね、現在協議中です。
これに対し「廃炉・汚染水対策福島評議会」では、「海洋放出は漁業者から認められるものではない。流せば福島の漁業は死んでしまう」と県漁連会長が「タンク保管も評価に入れるべきではないか」と指摘し、福島県副知事も「経済的合理性だけではなく、風評被害などのリスクも踏まえて議論してほしい」と国と東京電力に要望。福島県漁連の各漁協組合長会議では、「実害になる」として、海への放出は認めない方針を確認しています。

私たちも、昨年5月「いのちよりカネは許さない!トリチウム汚染水の海洋放出中止を求める要請書」を提出して、下記の要請をしています。

1、トリチウム汚染水の海洋放出計画は中止し、広く市民説明会を開催すること。
2、トリチウム汚染水の海洋放出に関する環境アセスと総量規制を実施すること。
3、トリチウム汚染水は、固化など安全な方法で保管し恒久的対策を確立すること。

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■■ 東電交渉、再開第35回のおしらせ ■■
■ 日時:7月18日(火)13:00~15:00
■ 場所:いわき市平 東京電力(株)平送電所(いわき市平谷川瀬仲山町53)
■ 内容:
 ① 「川村会長のトリチウム水海洋放出発言の撤回とトリチウム水の安全な保管を求める要請書」の提出
 ② 「福島第一原発事故収束作業等に係る被曝労働者の待遇改善を求める要請書」への回答と質疑
 ③ その他
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by kazu1206k | 2017-07-13 23:55 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k