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鹿島地区のまちづくりで講演会

 7月15日夜、鹿島公民館大講堂で、鹿島地区地域振興協議会による特別講演会があり出席しました。
 鹿島地区では、平成18年から10年間を構想期間とした「鹿島地区まちづくり構想」に基づき、まちづくりを進めてきました。この鹿島地区地域振興協議会の構想は「自然と共生できるまち」「歴史と文化を再発見できるまち」「ネットワークを広げるまち」「安全・安心な環境と心を育てるまち」を4つの目標として展開されたものです。現在、「新たなまちづくり構想」づくりに向けた策定委員会が立ちあがり、今後10年間のまちづくり構想策定の最終段階を迎えて、開催したものです。
 東日本国際大学副学長の福迫昌之教授が「震災後のいわきのまちづくりー鹿島地区の課題」というテーマで1時間講演し、質疑応答を行いました。
 教授は、「復興まちづくりとは?今こそパラダイムシフトを実行に移す時」として、いわき市のまちづくりを歴史的に振り返り、いわき商工会議所による「いわき地域振興ビジョン」(1998年)が二極一軸の都市形態の中で、平地区がいわき市の中心・活性化が重要、小名浜地区の開発、南部都圏の開発として定義され進行してきた、平、小名浜、常磐の市内各地区のまちづくりを紹介しました。 その上で、震災後の連携中枢都市圏の取り組みの推進や鹿島地区商業まちづくりビジョン 2014なども踏まえて、鹿島地区のSWOT分析(強み、弱み、機会、脅威)を行い、鹿島地区のまちづくりの課題として、いわき市内旧市街地との違い(新たなまちづくりの担い手ーシンボル)を明らかにしつつ、広域都市圏における鹿島地区の位置と役割、鹿島地区の特性を生かしたまちづくりとして、その方向性を打ち出すべきとしました。
 
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by kazu1206k | 2017-07-15 23:46 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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