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サンマ船の出港

8月16日午前11時過ぎ、小名浜港からサンマ漁船7隻が北海道の釧路港をめざして出港しました。大型船によるサンマ棒受け網漁が20日から解禁されるのを前に、集結地の釧路港に向かったものです。
東京電力福島第一原発事故の後、県内の沿岸漁業の試験操業が続く中、サンマ漁の一斉出港は、いわき漁労長会が2年前から実施。この日出港した市内の江名や中之作の漁船5隻と宮城県など県外所属の2隻は、釧路港に到着後、岩手県など3県の漁船と合流、13隻の福島船団として北海道東沖などでサンマ漁を行う予定です。
資源量の減少や外国船による乱獲の問題が指摘される中、10月中旬ごろ小名浜港に水揚げが見込まれています。
「水産研究・教育機構」発表のサンマ長期漁海況予報では、来遊量は前年を下回る見込みとされ、10月上旬までは前年を上回るものの、以降は低調に推移する見通しとされています。
写真は、8月上旬、小名浜港で出航の準備をするサンマ船です。
サンマ船の出港_e0068696_10194546.jpg

by kazu1206k | 2017-08-17 22:03 | 地域 | Comments(0)